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2016年 第68回エミー賞スペシャル

レディー・ガガ参戦で、より美しく残酷に!「アメホラ」に女子がハマる5つの理由

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アメリカン・ホラー・ストーリー

本作の面白さは、シーズンごとに強烈なインパクトを放つスタイリッシュで怪奇なビジュアルが象徴するように、ホラーでありながら女性ウケする要素が満載なところ。オスカー女優ジェシカ・ラングキャシー・ベイツら映画界きっての名女優の競演も話題になった。あのレディー・ガガがヒロインを務めることで話題騒然の、待望の最新シーズン「アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル」の見どころをメインに、女性がハマる「アメホラ」の魅力をどーんと紹介します!(文・田嶋真理)

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その1:女性至上主義!したたかでタフな悪女たち

アメリカン・ホラー・ストーリー
ガガ様が不老不死の吸血女に!「アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル」より

 最新シーズン「ホテル」で、吸血女・伯爵夫人を演じているのは、日本でも大人気のカリスマ・シンガー、レディー・ガガ。伯爵夫人は、見つめるだけで人を思いのままに動かす特殊能力の持ち主。冷徹に事を進める一方で、嫉妬に狂い恋人の浮気相手やその仲間を皆殺しにするという無鉄砲なところも。本作でゴールデン・グローブ賞を獲得したのも納得の強烈な存在感で、欲望に忠実な悪女を好演しています。

アメリカン・ホラー・ストーリー
シーズン1から4まで、4人の似て非なるヒロインを演じ分けたジェシカ・ラング。左から第1作「呪いの館」第2作「アサイラム」第3作「魔女団」第4作「怪奇劇場」

 シーズン1~4までヒロインを務めたジェシカ・ラングは、オスカーを2度も受賞した変幻自在の演技力で魅了。シーズン1「呪いの館」では不気味な隣人、シーズン2「精神科病棟」ではサディスティックな修道女、シーズン3「魔女団」では不老不死に執念を燃やす最強の魔女、シーズン4「怪奇劇場」ではスターを夢見る見世物小屋の女主人と、がらりと異なるキャラクターを熱演しています。映画『ミザリー』の怪演でおなじみのキャシー・ベイツが「魔女団」以降シリーズを通して演じるのは、尽くす女。愛する人のためなら殺人も厭わず、したたかに目的を遂げていきます。個性派女優たちが体現する、究極の悪女像は必見!

>次ページはアブないラブシーン篇

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