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『ミッション:インポッシブル』ヘイリー・アトウェルってどんな人?新ヒロインの華麗なる経歴

イーサンをサポートする新ヒロイン! - ヘイリー・アトウェル
イーサンをサポートする新ヒロイン! - ヘイリー・アトウェル - (C) 2023 PARAMOUNT PICTURES.

 トム・クルーズが極限アクションに挑む大ヒット映画『ミッション:インポッシブル』シリーズでは、魅力的なサポートキャラクターがこれまで数多く登場してきた。通算7作目となる最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(公開中)でイーサンの任務を支えるのは、ヘイリー・アトウェル扮する新ヒロイン・グレースだ。マーベル映画でもお馴染みのアトウェルは、これまでどんな作品に出演してきたのか? 彼女の経歴と共に振り返る。

【画像】美しい…トムとの交際も噂されたヘイリー・アトウェル

 ヘイリー・エリザベス・アトウェルは、1982年4月5日イギリス・ロンドンにて、イギリス人の母とネイティブアメリカン系の血を継ぐアメリカ人の父の間に生まれた。名門ギルドホール音楽演劇学校で3年間にわたり、演劇のトレーニングを積み、2005年に芸術学士号を取得。同期には、後に「ドクター・フー」で初の女性ドクターとなるジョディ・ウィテカーや、英国の国民的ドラマ「ダウントン・アビー」で有名になるミシェル・ドッカリーもいたという。

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 そんなアトウェルは、23歳の時にポテトチップス「プリングルス」のCMで女優デビューを飾り、ロンドンのサウンド・シアターで上演された「縛られたプロメテウス」やロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの「Women Beware Women(原題)」などで続々と舞台に立ち、その演技が各誌で絶賛される。その後もロイヤル・ナショナル・シアターやウエスト・エンドでもデビューを飾り、2009年の「橋からの眺め」ではローレンス・オリヴィエ賞にノミネートされるほどの素晴らしい演技をみせた。

 過去にローレンス・オリヴィエ賞に3度ノミネートされている実績から「時代劇の女王」とさえ称され、舞台を主戦場としてきたことがうかがえるアトウェルであるが、2007年にはウディ・アレン監督作『ウディ・アレンの 夢と犯罪』で映画デビューを果たした。2008年には『ある公爵夫人の生涯』で印象的な演技を披露し、英国インディペンデント映画賞やロンドン映画批評家協会賞などにノミネートされた。

アトウェルの当たり役となったペギー・カーター - Kelsey McNeal / ABC via Getty Images / ゲッティ イメージス

 そして2011年、マーベル映画が彼女にとっての代表作となる。名だたる名優たちとの共演で演技力に磨きをかけたアトウェルは、映画『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー 』(2011)にペギー・カーター役で出演。同作のヒロインとして存在感を発揮するペギーは、「スーパーソルジャー計画」で重要な役割を果たす女性士官。キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースとは次第に惹かれあっていくようになるキャラクターだ。卓越したアクションと魅力的な演技で多方面から高い評価を受けたアトウェルは、その後、スピンオフドラマ「エージェント・カーター」に主演したほか、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)などでペギーを演じた。

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 2021年のアニメ「ホワット・イフ...?」では、キャプテン・アメリカとして戦う別次元のペギー/キャプテン・カーターの声を担当し、翌年公開の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では、実写でキャプテン・カーターを演じた。

 その他にも、ディズニー映画『シンデレラ』(2015)や『プーと大人になった僕』(2018)などで、英国女優らしい洗練された演技を魅せてきたアトウェル。最新作では、主演のトムと見事に渡り合って見せる。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』で演じるのは、イーサンの頼れる協力者・グレース。アトウェルいわく「決してイーサン・ハントに劣らないキャラクター」であるとされており、スタントも数多くこなしたと語っている。謎多きキャラクターで、どのような活躍を見せるのか定かではないが、見どころ満載の新ヒロインであることは間違いなさそうだ。

 さらにアトウェルは、同作の撮影中にトムとのロマンスを噂されたこともあった。たまたまウィンブルドンを一緒に見に行ったところをキャッチされてしまい、メディアは大変な騒ぎになったが、このロマンスは噂のみで幕を閉じることとなった。アトウェルはトムのことを「仕事仲間」としてしか見ていないようで、現にアトウェル自身、2023年4月には作曲家のネッド・ウルフギャング・ケリーと婚約したことが報じられている。

 その美貌と類まれなる演技力を武器に、舞台と映像作品、二足の草鞋を履いての活躍を続けているヘイリー・アトウェル。マーベルファンにはすでにお馴染みの役者だが、今後のハリウッドにおいて、注目すべき存在であることは間違いないだろう。彼女が米アカデミー賞授賞式で登壇する日も、そう遠くないのかもしれない。(文:zash)

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