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松田龍平&野田洋次郎、サッカーW杯を一緒に観戦するもハンパねぇ温度差…

仲良しな野田&松田
仲良しな野田&松田

 俳優の松田龍平とミュージシャンで俳優の野田洋次郎が3日、都内で行われた映画『泣き虫しょったんの奇跡』完成披露舞台あいさつに出席し、一緒にサッカーW杯を観戦した際の温度差に渋い顔を見せあった。この日は、渋川清彦駒木根隆介新井浩文松たか子小林薫國村隼豊田利晃監督、瀬川晶司五段(原作)も来場した。

観客席に手を振る松田&野田ら【他写真】

 「夢を諦めない」がテーマの本作にちなみ、早朝に行われたサッカーワールドカップ決勝リーグの日本対ポーランド戦について話が振られると、野田はもともとプライベートでも交流のある松田と自宅で観戦したことを明かす。「龍平らしいというか、キャラ通りでなくていいのに……と思ったのは、試合開始してからも全然来なくて」。遅刻してきたことについて「それってありえます? ワールドカップで」と訴えると、「はじまって17分くらい経った時に『おい~!』って来て、正直、玄関に出迎えに行くのも嫌でした」と苦笑いした。一方の松田は「テンション高かったよね、異常なまでのテンションで追いつけなくて……」と遅刻したことよりも野田の様子に驚いたよう。野田は「こんなに温度が違う人を呼んで失敗だなぁ」とぼやいていた。

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 そんな2人が共演する本作は、「26歳の誕生日を迎えるまでに四段昇格できないものは退会」という新進棋士奨励会の規定により挫折を味わった“しょったん”こと瀬川(松田)が、周囲に支えながら再び夢に向かう姿を描いた感動作。

 しょったんの親友でライバルの鈴木悠野役を務めた野田は、気心の知れた松田との共演に多少の戸惑いがあったらしく、松田を前にして「セリフを言えるのかな……という心配があり、監督に『できなそうな気がします』というメールを送らせてもらった」という。しかし、豊田監督は「できるよ」と後押し。その言葉を信じて撮影に臨んだ野田だが、案の定、ファーストシーンでは普段の二人の雰囲気が出てしまい、10回以上も撮り直しをしたそうで、野田は「一瞬(出演を)後悔しそうになった」と吐露。とはいえ、貴重な時間を「幸せな経験」とも語っていた。

 また、撮影前の将棋指導で将棋を差したとことを振り返る野田は、「龍平にはさすがに勝てるな……」と思ったものの、「全然決着がつかなかった」と紹介。すると松田は「絶対に負けたくないという気持ちでいったから」と普段のぼんやりした雰囲気から想像がつかない熱い男気をのぞかせ、野田も「バチバチだったよね」と回顧。そして、「ライバル役だったから(関係性がそこで)確立した感じ」と二人で顔を見合わせていた。(取材:錦怜那)

映画『泣き虫しょったんの奇跡』は今秋全国公開

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