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イーストウッド、90歳の麻薬運び人に!主演&監督で実話映画化か

イーストウッドの次回作はこれで決まりか
イーストウッドの次回作はこれで決まりか - Matthew Eisman / Getty Images

 クリント・イーストウッドが自ら主演・監督・プロデューサーを務め、90歳で逮捕された麻薬運び人レオ・シャープの人生を映画化するという。The Tracking Board が報じている。

イーストウッド監督最新作『15時17分、パリ行き』予告編

 受賞歴のある園芸家にして、第二次世界大戦の退役軍人であったシャープは、メキシコ・シナロア州のカルテルへ麻薬を密輸し、90歳にして逮捕される。アメリカの麻薬取締局に捕まったときには、シャープはミシガン州を抜けて300万ドル(約3億3,000万円、1ドル110円計算)相当のコカインを密輸していたという。その後、弁護士はシャープが認知症を患っていたため、過ちを犯してしまったと主張し、わずか3年の懲役刑を言い渡された。シャープは2016年12月に死去している。

 “最年長の麻薬運び人”ともメディアで報じられたシャープを、87歳のイーストウッドが演じ、さらにはメガホンも取るとのこと。おそらく本作がイーストウッドの次回作になるものとみられている。『グラン・トリノ』のニック・シェンクが脚本の草稿を執筆し、「シングルパパの育児奮闘記」のデイヴ・ホルスタインがそれに手を加えているという。なお、イーストウッドは2015年8月に高速鉄道で起きた無差別テロ事件を映画化した新作『15時17分、パリ行き』の日本公開を3月1日に控えている。(編集部・石神恵美子)

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