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ブラピの制作会社、ハリウッド注目の映画会社と契約

さらなる秀作に期待! - ブラッド・ピット
さらなる秀作に期待! - ブラッド・ピット - Karwai Tang / WireImage / Getty Images

 今年のアカデミー賞作品賞を獲得した映画『ムーンライト』を手掛けたブラッド・ピットの制作会社プランBエンターテインメントが、近年ハリウッドで注目されている映画会社アンナプルナ・ピクチャーズと3年間の共同制作の契約を結んだ。The Hollywood Reporter など複数のメディアが報じた。

【動画】アカデミー賞作品賞!『ムーンライト』日本版オリジナル予告編

 プランBエンターテインメントは、2002年にブラッド・グレイ、ブラッド・ピット、ジェニファー・アニストンによって立ち上げられた映画会社。近年はピットが映画『グローリー/明日への行進』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のデデ・ガードナージェレミー・クライナーと共同経営していた。

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 同社はこれまでパラマウント・ピクチャーズ、20世紀フォックス、ワーナー・ブラザースの傘下ニュー・リージェンシーなどとリース契約(配給会社と映画館が費用を分割する契約)を結んできたが、1月にニュー・リージェンシーとの契約が切れていた。

 そしてこの度、オラクルのCEOラリー・エリソンの娘ミーガン・エリソンが設立したアンナプルナ・ピクチャーズと3年間の契約を結び、年間3本の映画を公開することを決めた。さらに今後はアンナプルナ・ピクチャーズがマーケティング、配給も行っていくようだ。第1弾として手掛けるのは、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアダム・マッケイ監督、クリスチャン・ベイル主演の元米副大統領ディック・チェイニー氏を題材にした作品。

 アンナプルナ・ピクチャーズは、これまで映画『ゼロ・ダーク・サーティ』『アメリカン・ハッスル』『フォックスキャッチャー』などのアカデミー賞ノミネート作品を手掛けており、プランBエンターテインメントとのタッグでさらなる秀作を生み出すのではないかと期待されている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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