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アカデミー賞の投票を管理してきたPwC 、作品賞取り違えを謝罪

第89回アカデミー賞

まさかの間違いに大混乱のステージ
まさかの間違いに大混乱のステージ - Kevin Winter / Getty Images

 アカデミー賞の投票を80年以上にわたり管理してきた監査法人プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が現地時間27日、第89回アカデミー賞授賞式のラストで作品賞を取り違えるという前代未聞のハプニングを起こしたことに対し、下記の通りの謝罪文を発表した。

【画像】間違いが発覚した後の『ラ・ラ・ランド』ライアン・ゴズリングの表情

「『ラ・ラ・ランド』と『ムーンライト』、プレゼンターを務めたウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイ、そして視聴者の皆様に作品賞発表時に起きた間違いについて心より謝罪します。プレゼンターは誤って間違った部門の封筒を渡され、それに気づいたときにはすぐに訂正しました。われわれは現在、どうしてこのようなことが起き得たのか調査をしており、このような事態になってしまったことを深く後悔しています。この状況に対処してくださった候補者の皆さんとアカデミー、ABC局、司会のジミー・キンメルに感謝しています」

 プレゼンターを務めたウォーレンとフェイは、受賞作が書かれたカードの入った封筒を開けて「『ラ・ラ・ランド』」と発表。『ラ・ラ・ランド』チームが壇上に上がり喜びを爆発させて受賞スピーチをしていると、ステージの後ろの方でざわざわし始め不穏な空気に……。本当の受賞作を知らされた『ラ・ラ・ランド』のプロデューサーが「間違いがありました。受賞作は『ムーンライト』です。これは冗談ではありません」と発表し、一度は手にしたオスカー像を『ムーンライト』チームに渡す事態になっていた。(編集部・市川遥)

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