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ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナがメキシコ革命100周年記念作

第60回ベルリン国際映画祭

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ディエゴ・ルナ
ディエゴ・ルナ - Photo:Yukari Yamaguchi

 2月15日、第60回ベルリン国際映画祭でワールドプレミアが開催される『レボリューション』(原題)のガエル・ガルシア・ベルナルディエゴ・ルナらが会見を行った。

 今年はメキシコ革命から100年目。それを記念するオムニバス形式の本作は、ベルナルとルナが経営するプロダクション、カナナが主導して製作したもの。ノスタルジックな白黒作品からミステリアスなカラー作品まで様々な短編が10本連なる。ベルナルもルナも監督として加わっており、会見には10人の監督とプロデューサーがずらりと並んだ。

 俳優としてはメキシコ1のスターとなっているベルナルだが、監督業についても「機会があれば、やっていきたい」と意欲を見せた。革命後のメキシコのドラッグ問題や貧困など、必ずしも明るくはない現状に質問が及んだが、「楽観的に聞こえるかもしれないが、どんな国にしたいかということが大事だと思う」とベルナルは語った。いつか、そのビジョンを映画で示してくれるのかもしれない。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

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