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日本勢金獅子賞逃すも、審査委員長「僕は『ポニョ』の歌を永遠に歌う」

第65回ヴェネチア国際映画祭

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金獅子を手に誇らしげなミッキー・ロークと(左)ダーレン・アロノフスキー監督(右)
金獅子を手に誇らしげなミッキー・ロークと(左)ダーレン・アロノフスキー監督(右) - 写真:中山治美

 第65回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門の審査結果が現地時間6日に発表され、最高賞にあたる金獅子賞にダーレン・アロノフスキー監督『ザ・レスラー』が輝いた。

 同作品は俳優ミッキー・ロークがプロレスラー役を体当たりで演じ、審査委員長のヴィム・ヴェンダースが「ミッキー・ロークの熱演に心を打たれた」と絶賛した力作。アロノフスキー監督と共に金獅子賞のトロフィーを受け取ったロークも「正しい審査をしてくれてありがとう」と喜びを爆発させた。

 一方、日本からは宮崎駿北野武押井守の3巨匠がコンペ入りして話題となったが、いずれも賞を逃した。この結果について審査委員長のヴィム・ヴェンダース監督は記者会見で、「わたしたちは観客と同じように『ポニョ』が大好きだ。しかし賞の数には限りがあって、判断を下さなければいけない。(賞は与えなかったが)僕は『ポニョ』の歌を永遠に歌うよ。そして長年素晴らしい仕事をしてきた2人のアニメの巨匠に心から敬意を表します」とコメントした。その席上、ヴェンダースに「審査員の中でも『ポニョ』ソングが歌える人がいるんだよ」と振られたアーティストのダグラス・ゴードンが♪ポーニョー、ポニョと、リズムは違うが、高らかに歌い上げて『ポニョ』への愛を証明する一幕もあった。

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受賞結果は以下の通り。

【金獅子賞】
ダーレン・アロノフスキー監督『ザ・レスラー』

【銀獅子賞(優秀監督賞)】
アレクセイ・ゲルマンJr.『ペーパー・ソルジャー』

【審査員特別賞】
ハイル・ゲルマ『テザ』

【優秀男優賞】
シルヴィオ・オルランド『イル・パパ・ディ・ジョバンナ』

【優秀女優賞】
ドミニク・ブラン『ロートル』

マルチェロ・マストロヤンニ賞(優秀新人賞)】
ジェニファー・ローレンス『バーニング・プレーン』

【オゼッラ賞(優秀撮影賞)】
アリシャ・ハミドホジャエフ&マキシム・ドロゾドフ『ペーパー・ソルジャー』

【オゼッラ賞(優秀脚本賞)】
ハイル・ゲリマ『テザ』

【特別獅子賞(長年の仕事に対して)】
ウェルナー・シュレーター
(取材・文:中山治美)

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