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史上初!日本弁護士連合会が東宝に直訴!周防作品試写会を実現!

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新人弁護士を演じた瀬戸朝香と周防正行監督。後ろにいる方々は、現役の弁護士のほか、司法修習生、法科大学院生など
新人弁護士を演じた瀬戸朝香と周防正行監督。後ろにいる方々は、現役の弁護士のほか、司法修習生、法科大学院生など

 25日、霞ヶ関にある弁護士会館で、冤罪(えんざい)裁判を描いた映画『それでもボクはやってない』の試写会が行われ、『Shall We ダンス?』以来11年ぶりにメガホンを取った周防正行監督と、新人弁護士を演じた瀬戸朝香が舞台あいさつに立った。

 今回の試写会は、通常のタイアップとは異なり、作品の内容に感銘を受けたという日本弁護士連合会側が、配給元の東宝に提案し、“日弁連主催”という形で行われた。もちろん、日本弁護士連合会が、映画の試写会を主催するのは、史上初めてのこと。会場には、現役の弁護士のほか、司法修習生、法科大学院生ら200人が集まり、刑事裁判の抱える問題点を突きつける作品を熱心に鑑賞していた。

 「リサーチを進めているうち、日本の刑事裁判が、自分のイメージとはまったく違うものだと分かった。今、裁判がどんな風に行われているのか知ってほしい」と周防監督。一方、弁護士役に初挑戦した瀬戸は「難しい専門用語も多かったが、役作りのために、実際の裁判を傍聴(ぼうちょう)もした。自分の代表作といえる作品」と、自信をのぞかせた。

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 この日、司会を務めた弁護士も「とてもリアル」と絶賛したこの作品。2009年(平成21年)までには、一般人が裁判に参加する“裁判員制度”もスタートするだけに、これまで知っているようで知らなかった裁判の全ぼうを垣間見る絶好のチャンスになりそうだ。

『それでもボクはやってない』は2007年1月20日より、全国東宝系ロードショー
オフィシャルサイトsoreboku.jp

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