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2004年4月上旬

全米話題作

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米ボックスオフィスのチャートを賑わす全米話題の映画を厳選して紹介。
今回は何といってもメル・ギブソン監督の「パッション」が興行収入や話題をさらって独走中だが、1955年のリメイク・コメディや、感染していく戦慄のホラーと、他の作品も見逃せない!

 パッション
全米初登場
1位
4/2~4/4順位
6位
英題:The Passion of the Christ
監督:メル・ギブソン
キャスト: ジム・カヴィーゼル、モニカ・ベルッチ、マヤ・モルゲンステルン

ストーリー:紀元1世紀のエルサレム。十二使徒の1人・ユダの裏切りによりローマ帝国の総督ピラトに身柄を委ねられたイエス(ジム・カヴィーゼル)。飛び散る鮮血にありとあらゆる拷問。それでも群集は収まらず、総督は民の望み通りに十字架刑の執行を言い渡す。十字架を背負いエルサレムの街を歩むイエスは“奪われるのではなく、自分の意志で命を手放す”とゴルゴダの丘でついに最期を迎えた。だが、全てはそこから始まり……。

カトリックのメル・ギブソンが構想12年、私財約30億を投じて制作・監督をし、世界中に波紋を広げた注目の異色作! ギブソン監督のキリストの運命に対する妥協の無い解釈が詰まった本作は全米公開後3週連続1位をキープし、興行収入300億近く稼ぎ出した。観賞中に50歳女性がショック死、ユダヤ人団体の公開反対デモ、法王の擁護発言にR指定。連日メディアが取り上げる大論争へと発展し、世界各国で順次に公開されている話題沸騰の問題作。

2004年5月1日公開/東京テアトルタイムズスクエア、他 <official site   >
 スクービー・ドゥ2 モンスター パニック
全米初登場
1位
4/2~4/4順位
3位
英題: SCOOBY-DOO 2: MONSTERS UNLEASED
監督:ラージャ・ゴズネル
キャスト: マシュー・リラード、サラ・ミシャル・ゲラー、リンダ・カーデリーニ

ストーリー:仮面の悪漢がモンスターマシーンを使って住民に大混乱を巻き起こし、クールズヴィルの町を乗っ取る計画を練っている。マシーンから出てくるのはモンスター社が退治してきたお馴染みのゴーストたち。厄介なレポーターのヘザー(アリシア・シルバーストーン)と、怒れる住民たちからのプレッシャーで、モンスター社の4人と1匹は不可解なモンスター発生の調査を開始。そんな中、一向はクールソニアン博物館のイベントで、神秘的な館長パトリック(セス・グリーン)と会う。

1969年から21年に渡り放送された、怪奇事件専門の探偵会社・ミステリー社の4人と1匹の犬が謎の事件に立ち向かう人気TVアニメ実写版第2段。大ヒットを記録した前作から2年。前作同様、ティーンから絶大な支持を受ける若手キャストと3DCG犬・スクービーが迫りくる謎に立ち向かう。全米初登場1位を獲得し、公開後の週末で興行収入30億を突破。マスコミの評価は厳しいところだが、子供たちの人気は相変わらずだ。

2004年秋公開予定/丸の内プラゼール <official site  >

 ドーン・オブ・ザ・デッド
全米初登場
1位
4/2~4/4順位
9位
英題:Dawn of the Dead
監督: ザック・スナイダー
キャスト:サラ・ポーリー、ヴィング・レームズ、メキー・ファイファー

ストーリー:少女に殺されたはずの夫がアナ(サラ・ポーリー)に襲い掛かってきた。混乱しながらも外へ出ると、そこはまさに生き地獄。殺されてゾンビ化していく人間たちと、底なしのパワーで生者の生肉を渇望する飢えた死人たち。アナは警官に助けられ数少ない生き残りと共にショッピングモールへ避難するが、増殖するゾンビは生者を求め、やがてモールへの潜入を始める。数少ない生き残りはバスで安全な地へ逃げようと計画するが、そのためには数千ものゾンビの海を渡らねばならなかった。

SARS、BSEといった世界規模で蔓延する原因不明の伝染病。現実の世界に起こっている異常事態を示すかのように、“原因不明”なゾンビが伝染していくサスペンスホラー。1978年に公開されたカルト・ムービーを、BMWやアウディのCMを手掛けたCM界の売れっ子ザック・スナイダーがリメイクした渾身の映画デビュー作。全米初登場1位を記録し、興行収益は3日で約30億と予想を遥かに上回った。

2004年5月15日公開/日比谷映画、他 <official site   >
 レディ・キラーズ
全米初登場
2位
4/2~4/4順位
7位
英題:The Ladykillers
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
キャスト:トム・ハンクス、イルマ・P・ホール、マーロン・ウェイアンズ

ストーリー:ゴールドスウェイト・ヒギンソン・ドア(トム・ハンクス)は表向きは医師だが、実は世紀をかけて仲間とともに数々の強盗を働いている凶悪犯だった。爆破やトンネル掘りといった4人のエキスパートとともに川沿いにあるカジノから大金を盗もうと企み、マンソン夫人の管理するアパートを活動拠点とした。ところが夫人にバレてしまい、辞めないと突き出すと警告される。やがて5人は夫人を消してしまおうと計画する……が、彼らは夫人を甘くみすぎていた。

1955年に賞賛を浴びたコメディをリメイクしたコーエン兄弟の最新作で、すでに今年のカンヌへの出品が確実視されている。オリジナルのロンドンとは違い、今作の舞台はニューオリンズ。全米初登場は2位だが、週末興行成績は約15億とまずまず。主演の知能犯にトム・ハンクス、手ごわい夫人役に『9デイズ』のイルマ・P・ホール。インディペンデント出身のコーエン兄弟の『ディボース・ショウ』に次ぐメジャー進出作品。

2004年5月22日公開 <official site   >

 エターナル・サンシャイン
全米初登場
6位
4/2~4/4順位
11位
英題:Eternal Sunshine Of The Spotless Mind
監督:ミシェル・ゴンドリー
キャスト:ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、キルスティン・ダンスト

ストーリー:ジョエル(ジム・キャリー)はある日、恋人のクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)が彼の記憶を無くしていることを知り愕然(がくぜん)とした。そして、お返しとばかりに記憶操作を施したハワード医師(トム・ウィルキンソン)に連絡を取り、同じことをしてくれと頼む。だが、操作が開始され徐々に彼女の存在が消えていく中、クレメンタインへの愛を再確認し、ジョエルは彼女を頭から追い出すことが出来ないと悟るが……。

ミシェル・ゴンドリー監督が「ヒューマンネイチュア」に続き脚本のチャーリー・カウフマンと2度目のタッグを組んだ少し風変わりなラブ・コメディ。話題作の公開が続くアメリカで順位は初登場6位と厳しいスタートを切ったが「ロード・オブ・ザ・リング」のイライジャ・ウッドを始め注目の若手も共演。シカゴ・サン・タイムズ誌ではメイズシネマの基本と評され、ジム・キャリーにとって『トゥルーマンショウ』や『マジェスティック』に次ぐ“成功”とランクAをつけている。
2004年公開予定/全国松竹・東急系 <official site  >

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