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米アカデミー賞、日本映画3作品ノミネートの快挙!

第96回アカデミー賞

画像は視覚効果賞にノミネートされた『ゴジラ-1.0』
画像は視覚効果賞にノミネートされた『ゴジラ-1.0』 - (C)2023 TOHO CO., LTD.

 第96回アカデミー賞のノミネーションが23日に発表され、日本から『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞、『君たちはどう生きるか』が長編アニメ映画賞、『PERFECT DAYS』が国際長編映画賞にノミネートされた。

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 日本映画初の視覚効果賞ノミネートを達成した『ゴジラ-1.0』は、山崎貴が監督・脚本・VFXを担当した東宝ゴジラシリーズ第30弾。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』『ザ・クリエイター/創造者』『ナポレオン』といったハリウッド大作と共に最終候補に入った。受賞した場合、日本映画のみならず、アジア映画初の快挙となる。

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 『君たちはどう生きるか』は、宮崎駿監督が『風立ちぬ』以来10年ぶりに発表したスタジオジブリの新作長編アニメーション。ライバルの『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』をはじめ、『ニモーナ』『マイ・エレメント』『ロボット・ドリームズ』と共にノミネートされた。日本映画の同部門ノミネートは『未来のミライ』以来5年ぶりとなり、第75回の『千と千尋の神隠し』以来21年ぶり、2度目の日本映画受賞に期待が高まる。

 また、役所広司が主演を務めた『PERFECT DAYS』は、ドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダース監督が日本を舞台に手がけたドラマ。役所は、本作で第76回カンヌ国際映画祭において、日本人2人目となる最優秀男優賞を受賞しており、世界からの評価も高い。同部門のノミネートは、濱口竜介監督作『ドライブ・マイ・カー』(2021)以来2年ぶり。同作のほか、『イオ・カピターノ(原題) / Io Capitano』(イタリア)、『雪山の絆』(スペイン)、『ザ・ティーチャーズ・ラウンジ(英題) / The Teachers’ Lounge』(ドイツ)、『関心領域』 (イギリス)がノミネートされた。

 第96回アカデミー賞授賞式は現地時間3月10日、ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される。(編集部・倉本拓弥)

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