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『映画 イチケイのカラス』今夜、地上波初放送!豪華キャストをおさらい

『映画 イチケイのカラス』より
『映画 イチケイのカラス』より - (C)浅見理都/講談社・2023 映画「イチケイのカラス」製作委員会

 竹野内豊主演ドラマ「イチケイのカラス」を映画化した『映画 イチケイのカラス』が、本日6日よる9時からフジテレビ系で地上波初放送される(一部地域を除く)。ドラマでのおなじみのイチケイメンバー、そして劇場版で新たに加わった新キャストをおさらいする。

【画像】斎藤工&向井理が参戦!『映画 イチケイのカラス』場面写真

 「イチケイのカラス」は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部、通称・イチケイを舞台に、破天荒な刑事裁判官や書記官たちの奮闘を描いたリーガルドラマ。2021年4月から6月にかけて放送された連続ドラマでは、型破りな裁判官・入間みちおが“職権発動”を駆使し、イチケイのメンバーと共に1つ1つの事件に粘り強く向き合うさまが描かれた。劇場版では、入間がイチケイを去った2年後が描かれ、「イージス艦の衝突事故」「大企業の秘密」という国を揺るがしうる2つの巨大な闇に挑む。

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 竹野内が演じるのは、異色の経歴を持ち、自由過ぎる変人としても有名な主人公・みちお。岡山県瀬戸内に異動となり、岡山地方裁判所秋名支部・部長(判事)になっている。みちおのバディとなる、出世欲に燃えるロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴には黒木華。こちらは、裁判官他職経験の制度を活用し、弁護士として、みちおがいる秋名市の隣、日尾美町の法律事務所に在籍している。

 山崎育三郎ふんする、みちおに振り回され続けたイチケイの検事・井出伊織は、みちおのお目付け役として岡山への異動が決まり、「入間みちお担当検事」に。水谷果穂が演じる元イチケイの事務官で井出の妻・一ノ瀬糸子はまさかの岡山ライフを過ごすことになる。小日向文世演じるイチケイの部長・駒沢義男、桜井ユキ演じる書記官・浜谷澪は変わらずだが、続投組も新設定で事件に挑んでいる。

 2つの大きな事件が描かれるとあって、それぞれに豪華な新キャストが登場。みちおに関わる新キャストとして加わったのは、担当する傷害事件に関係する、史上最年少のエリート防衛大臣・鵜城英二役の向井理、傷害事件を引き起こした被告人・島谷加奈子役の田中みな実、事件の発端となる加奈子の亡くなった夫・島谷秀彰役の津田健次郎。そして岡山地裁秋名支部のメンバーとして、みちおの型破りなやり方に抵抗しながらも、振り回され続ける右陪席の土井潤役の柄本時生、理路整然とした語り口が持ち味の成績優秀な左陪席・赤城公子役の西野七瀬らが登場する。

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 一方、千鶴に関わる新キャストには、ある事件をきっかけにバディを組むことになる誠実で心優しい人権派弁護士の月本信吾役の斎藤工、坂間を呼ぶために尽力した日尾美町役場職員・小早川輝夫役の宮藤官九郎、その妻で「シキハマ株式会社」の産業医をしている悦子役の吉田羊、日尾美町の和菓子屋で働き、悦子や坂間に懐いている植木幸太郎役の八木勇征。さらに、坂間と敵対する「シキハマ株式会社」の顧問弁護士の三田村武晴役には尾上菊之助、「シキハマ株式会社」の工場長・木島昌弘役に平山祐介といった顔ぶれがそろった。

 国家機密が関わる、伝家の宝刀“職権発動”が通用しない難敵に挑むことになるみちお。地元企業の秘密という闇に挑みながらも、頼れる兄貴的存在として月本に惹かれる思いが生まれていく千鶴。新たな立場となって法廷で対峙することになる2人の活躍が見ものだ。

 なお、年末の一挙放送に続き、本日6日午後3時5分からは、映画の公開を記念して放送された「イチケイのカラス スペシャル」も放送。連続ドラマと映画の間の出来事として、イチケイから異動になって1年後の熊本での出来事が描かれており、斎藤、西野、向井らがスペシャルドラマにも姿を見せている。(高橋理久)

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