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膨大なセリフ!「ラストマン」福山雅治の人たらしFBI捜査官が視聴者魅了

初回より福山雅治演じるFBI捜査官・皆実広見
初回より福山雅治演じるFBI捜査官・皆実広見 - (C)TBS

 福山雅治主演の4月期TBS日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」(毎週日曜よる9時~)の初回が23日に放送され、福山演じる全盲のFBI捜査官の知的かつ痛快なキャラクターや、相棒の刑事を演じる大泉洋との息の合ったコンビネーションが話題を呼び、タイトルがTwitterトレンド1位を獲得する盛り上がりを見せた(※一部ネタバレあり)。

【画像】出会いは最悪…初回場面写真

 本作は、福山演じる全盲のFBI捜査官・皆実広見(みなみ・ひろみ)と、大泉演じる犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗(ごどう・しんたろう)の凸凹バディが難事件を解決していく物語。初回で描かれたのは無差別連続爆破事件。日本の警察庁とFBIの連携強化を目的に期間限定で日本にやって来た皆実が、独特過ぎるスタイルで犯人に迫っていく過程を通し、目が見えないからこそ研ぎ澄まされた能力や“人たらし”な性格が浮かび上がっていった。

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皆実と護道(大泉)の出会いのシーン

 スピーディかつテンポのいい脚本は「グランメゾン東京」(2019)、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021)、「マイファミリー」(2022)など数々の日曜劇場を手掛けてきた黒岩勉によるもの。膨大なセリフをひょうひょうと、鮮やかにこなしていく福山、そして皆実に振り回されて困惑する大泉の受けの演技が見事に噛み合い、終始視聴者をくぎづけに。とりわけ二人の“最悪”な出会いを描いた蕎麦屋のシーンでは、皆実が見えていないはずの護道の表情を敏感にかぎ取るさまが映し出され、わずか5分で皆実の並外れた能力を伝えた。

~以下、ネタバレ含みます~

 また、犯人を演じた宮沢氷魚の熱演も話題に。病気で働けなくなった母・直子(筒井真理子)と暮らしている設定で、過去のある出来事をきっかけに人生を狂わされた弱者の憎悪や悲哀を体現。初共演となる福山とのクライマックスでは、「人に助けられて生きてきた」という皆実とのマイノリティ(社会的少数者)同士の会話が視聴者を揺さぶっていた。

 「ハンディキャップがある人が全員、聖人君子かと思ったら大間違いです」と食えない一面ものぞかせた皆実。終盤では皆実の過去に触れる場面もあり、目が見えないのは生まれつきではなく10歳の時に起きたある事件がきっかけだったことが明らかに。さらに、彼が日本を訪れた別の目的もほのめかされていた。(編集部・石井百合子)

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