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萩原利久、八木勇征に「シャツのボタン開けて」とリクエスト 「美しい彼」劇場版で自ら撮影も

萩原利久&八木勇征
萩原利久&八木勇征

 俳優の萩原利久八木勇征FANTASTICS)が27日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた『劇場版 美しい彼~eternal~』(4月7日公開)完成報告舞台あいさつイベントに出席。原作者の凪良ゆうから「平良を萩原さん、清居を八木さんに演じていただけたこと、原作者としてこの上ない幸せです」と労いの手紙をもらった萩原と八木は、顔を見合わせて「嬉しいね」と喜びを語り合っていた。

【画像】見つめ合う萩原利久&八木勇征

 本作は、『流浪の月』などの凪良ゆうの累計55万部を突破する恋愛小説シリーズを、2シーズンにわたって実写化したドラマ「美しい彼」の劇場版。正反対な2人の男子高校生、平良(萩原)と清居(八木)。大学卒業を控え人気カメラマンのアシスタントとして働きはじめた平良と、俳優としての活躍の場を拡げる清居の“その後”の物語が描かれる。

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 ドラマを再編集した『美しい彼~special edit version~』が3月10日から劇場公開され、大きな反響を呼んでいるシリーズ待望の続編。この日は上映後の舞台あいさつだったこともあり、劇中のシーンについてさまざまなトークが展開された。

 なかでも場内が沸いたのが、クライマックスシーンで萩原がカメラを回したシーンが劇中に使用されていると明かされたとき。萩原はラスト近辺でのあるシーンに触れ「あれは僕が撮ったんです」と語ると、八木も「構図が決められていただけで、何も打ち合わせなくとりあえずやってみようという形で進んだんです」と説明する。

 萩原は「撮っている最中、勇征(の服が)が剥がされたと思うのですが、あれは僕が『シャツのボタンを開けて』って言ったんです」と萩原の演出だったことを明かすと「エンドロールにはキャスト以外に、撮影という項目にも僕の名前があるんですよ」と発言。

 カメラ越しの八木はどうだったかと司会者から聞かれた萩原は「すごくきれいでした。だからちょっと剥がしてしまいました」と笑うと、八木は恥ずかしそうにしながらも満面の笑みを浮かべていた。

 またこの日は、原作者である凪良ゆうから、萩原と八木にサプライズレターが届いた。手紙には、実写化される際には不安があったものの、萩原と八木のキャスティングが決まったときにその不安がなくなったこと、さらに原作の世界観を二人が大きく広げてくれたことへの感謝が述べられ、最後には「平良を萩原さん、清居を八木さんに演じていただけたこと、原作者としてこの上ない幸せです」とつづられていた。

 凪良からの温かい手紙に萩原は「素晴らしい原作の実写化は僕らも不安でしたが、多くの人の温かい感想に救われた」と心情を吐露すると、八木も「スタッフ、キャストみんなでいい作品を作ろうというゴールに向かって走ってきたことによって、多くの人に作品を愛していただけました」と感無量な表情。さらに二人は「嬉しいよね」と見つめ合って喜びを表現していた。(磯部正和)

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