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目黒蓮、キネ旬表彰式で急遽「silent」の話題

「第96回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式に登壇した目黒蓮
「第96回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式に登壇した目黒蓮

 映画雑誌「キネマ旬報」による映画賞「第96回キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式が1日、Bunkamuraオーチャードホールにて開催され、新人男優賞を受賞した目黒蓮が登壇。司会を務める笠井信輔アナウンサーから急きょ、昨年ブームを巻き起こしたドラマ「silent」の話題を振られるシーンがあった。

【画像】泣けると猛反響の「silent」初回

 目黒は『月の満ち欠け』『映画 おそ松さん』の演技によって新人男優賞を受賞。緊張した面持ちで登壇した目黒は「すごく心臓がバクバクです」と初々しい表情を見せながらスピーチを始めると「昨年1年間はたくさんお芝居をする機会をいただき、出会った方々から愛のある指導を数多くいただきました」と感謝を述べる。

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 目黒と言えば、昨年10月期に放送されていたフジテレビ系ドラマ「silent」で若年発症型両側性感音難聴を患う青年にふんし、きめ細やかな手話も注目を浴びた。この日は主演女優賞を受賞した岸井ゆきのが、聴覚障害のある女子ボクサーを演じたことについて「セリフがないということに難しさは感じなかった。私自身、ルールが分からなくてもサッカーに感動した経験があったり、言葉がなくても感じられるものはある」と語ると、司会を務める笠井信輔アナウンサーは、目黒の近くに寄り「silent」で演じた役について質問を投げかけた。

 目黒はやや驚いた表情を見せつつも「その時々で自分が何を思っているのか、表情には気を使って芝居をしました」と撮影を回顧し、岸井の発言に「すごく納得する部分がありました」と共感していた。

 「キネマ旬報ベスト・テン」は、1919年に創刊した映画雑誌「キネマ旬報」が選出する映画賞。映画評論家を中心に映画を数多く鑑賞する100名以上の選者が、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」の読者選出部門10本を選出する。(磯部正和)

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