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河合優実、話題作への出演が続く“最注目女優”としての存在感

『愛なのに』での河合優実
『愛なのに』での河合優実 - (C) 2021『愛なのに』フィルムパートナーズ

 瀬戸康史が主演を務める映画『愛なのに』が現在公開中。同作でヒロインを演じ、数々の映画で存在感を発揮している女優・河合優実の活躍に注目してみたい。

河合優実の演技に注目!映画『愛なのに』予告編【動画】

 河合は2000年東京生まれ、女優デビューは2019年のこと。短編映画『よどみなく、やまない』で主演デビューを飾り、舞台「some day」では初舞台にしてヒロインに抜てき。2020年には長澤まさみなどが出演した松尾スズキ作・演出の舞台「フリムンシスターズ」ではミュージカルにも初挑戦し、持ち前の歌唱力とダンスを生かして堂々たる演技を披露した。そして今や、数々の映画作品でバイプレーヤーとして存在感を発揮しながら、多くの観客の記憶に焼き付く印象的な演技を見せている。

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 2020年に公開された藤原季節主演『佐々木、イン、マイマイン』(内山拓也監督)で注目を浴び、昨年は伊藤万理華主演の『サマーフィルムにのって』(松本壮史監督)、瀧内公美主演の『由宇子の天秤』(春本雄二郎監督)、鳴海唯仲万美らと共演した『偽りのないhappy end』(松尾大輔監督)に出演。これらの活躍を受けて、ブルーリボン賞、高崎映画祭、ヨコハマ映画祭、キネマ旬報ベスト・テンといった映画賞で新人賞を受賞を果たした。現在も池松壮亮伊藤沙莉が主演した映画『ちょっと思い出しただけ』(松居大悟監督)も公開中だ。

 そんな河合の魅力を存分に感じられるのが、最近では『アルプススタンドのはしの方』でも話題を呼んだ城定秀夫が監督を務めた映画『愛なのに』。映画監督の今泉力哉とのR15+指定を前提にしたコラボ企画として生まれたもので、今泉が脚本を提供した珠玉のラブストーリーとなっている(今泉監督と城定の脚本による『猫は逃げた』は3月18日より公開)。『愛なのに』は瀬戸康史を主演に迎え、俳優たちの色気を存分に引き出した城定監督らしいラブシーンもありながら、今泉監督の『愛がなんだ』『mellow メロウ』などにも通ずる、片思いが連鎖していく味わい深い恋模様が魅力となっている。

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愛なのに
(C) 2021『愛なのに』フィルムパートナーズ

 河合が演じてるのは、一回りも歳が上の古本屋の店主・多田(瀬戸)に恋をする、ちょっと変わった女子高校生の岬。多田の店に通っていた岬は突然、結婚してほしいとプロポーズするなど、答えのない愛の形を描く本作で重要な役割を果たすヒロインだ。河合はこの役どころについて「屈折した大人の恋愛が描かれるなか、岬は純粋な立ち位置。でも恋愛を俯瞰(ふかん)して見ているところもあり、一時的な恋なんだろうなと一歩引いている目も持っている女の子だと感じていました」と語る通り、言外にある秘めた思いを感じさせる繊細な表情が印象を残す。

 今後も話題作の公開が控えている河合。同じく城定監督による『女子高生に殺されたい』(4月1日公開)では、女子高生に殺されたいがために高校教師になった主人公(田中圭)を囲む生徒役を務めている。『ライチ☆光クラブ』『帝一の國』などの原作で知られる古屋兎丸のコミックを実写映画化した同作では、『愛なのに』とは大きく異なる顔を見せており、両者を見比べてみると、その多彩な演技を実感することができるはずだ。

 そのほかにも、吉田玲子が脚本を手掛けるドラマ「17才の帝国」や、平野啓一郎の同名小説を映画化する妻夫木聡主演『ある男』(2022年秋公開、石川慶監督)、75歳以上の高齢者に自ら死を選ぶ権利を保障・支援する制度が施行された社会を描く倍賞千恵子主演『PLAN75』(6月公開、早川千絵監督)などが控える河合。今後もその活躍から目が離せない。(編集部・大内啓輔)

映画『愛なのに』予告編 » 動画の詳細
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