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堤真一「二度とやりたくないと思うぐらい難しい」初のアニメ映画声優挑戦を振り返る

初のアニメ映画声優挑戦を振り返った堤真一
初のアニメ映画声優挑戦を振り返った堤真一

 俳優の堤真一が17日、都内で行われたアニメーション映画『鹿の王 ユナと約束の旅』完成披露試写会に出席し、自身初となるアニメ映画声優挑戦は「もう二度とやりたくないと思うぐらい難しかった」と難易度が高かったことを明かした。試写会には竹内涼真安藤雅司監督も参加した。

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 本作は、2015年度の本屋大賞を受賞し、シリーズ累計250万部を突破した上橋菜穂子の小説「鹿の王」を、『千と千尋の神隠し』『君の名は。』などで作画監督を務めた安藤雅司が映画化したファンタジーアニメーション。未知の病がまん延する世界を舞台に、過酷な運命に翻弄される登場人物たちと、謎の病の壮大な戦いが描かれる。

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 堤は主人公の孤独な戦士・ヴァンに声を吹き込んだ。俳優として30年以上のキャリアを持つ堤だが、アニメ映画声優は本作が初。オファーを受けたときは「びっくりしました」と心境を述べると、親交のある声優の落合福嗣を見ていて「僕には無理だと思うので、ご迷惑をおかけするならお断りした方がいいと思った」と胸の内を明かす。

 しかし、原作の大ファンだったという堤は「あれだけ壮大な物語をアニメ化するのは難しいと思ったけれど、そんななか声のお話をいただけたことが嬉しかった」といい、「本当に経験がなかったので、もしやらせていただくなら、我慢して何回NGを出してもいいような環境でやらせてください」とお願いをしたという。

 実際、声優という仕事をしてみて堤は「もう二度とやりたくないと思うぐらい難しかった」と苦笑いを浮かべていたが、安藤監督は「自信がないなんてとんでもない。どのテイクでも素敵でした。真摯に取り組んでくださったのが伝わってきました」と堤の声の演技を絶賛していた。

 また本作のタイトルにある「鹿の王」は、運命に抗って未来を変える存在。堤にとって「鹿の王」となる存在を聞かれると、20代のときに出会った舞台演出家デヴィッド・ルヴォーの名をあげる。「『お前を見に来ているんじゃない、役と役との関係性を見に来ているんだ』とか『セリフは自分の役を説明するための道具じゃない』とケチョンケチョンにやられましたが、彼に芝居を教わりました」と当時を振り返る。

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 さらに堤は「毎日稽古場に行く途中に『もうじき降ろされるんだろうな』と思っていた」と語ると「道すがら、いつの間にか体が車道に寄っているんです」と極限の精神状態だったことを明かした。

 困難ななか登場人物が活路を見出す本作について、堤は「これまで2度公開が延期されましたが、ようやく皆さんに観ていただくことができます」と笑顔を見せると、「いまこの時期に観るべき作品。力をもらえる映画になっています」と力強くアピールしていた。(磯部正和)

映画『鹿の王 ユナと約束の旅』は2月4日より公開

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