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『いのちの停車場』北京国際映画祭コンペティション部門にノミネート

(C)2021「いのちの停車場」製作委員会

 吉永小百合が主演を務める映画『いのちの停車場』(公開中)が、第11回北京国際映画祭(8月14日~21日)のコンペティション部門にノミネートされることが決定した。

【動画】『いのちの停車場』予告編

 本作は、現役医師でもある作家・南杏子による「いのちの停車場」(幻冬舎文庫)を、『八日目の蝉』や『ソロモンの偽証』シリーズなどで知られる成島出監督で映画化。東京の救命救急センターで働いていた主人公・咲和子(吉永)が、ある事件をきっかけに、故郷の金沢で「まほろば診療所」の在宅医師として再出発をするさまを描く。

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 北京国際映画祭は、上海国際映画祭と並ぶ中国最大級の国際映画祭で、毎年世界中からの多くの映画人が参加する映画祭。今年は、審査委員長を人気女優のコン・リーが務め、中国国内外からノミネートされた15作品が、コンペティション部門「天壇賞」を争う。今回、日本映画は『いのちの停車場』が唯一のノミネートとなる。

 この発表を受け、成島監督は「この度、北京国際映画祭コンペティション部門にノミネート頂き、また中国の皆様に『いのちの停車場』をご覧いただけけるとのこと、大変嬉しく思っております。本作はコロナ禍の大変な状況の中で、キャスト・スタッフが一丸となって作り上げました。中国、そして世界の一人でも多くの方々に本作を通して“生きる希望”を感じていただけたら幸いです」とコメントを寄せている。

 なお、同作は日本国内での興行収入が9億5,141万8,820円(7月29日時点)となり、10億円の突破が確実となっている(5日に配給が発表)。(高橋理久)

吉永小百合『いのちの停車場』予告編 » 動画の詳細
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