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猪野広樹、アクションに磨き!舞台「池袋ウエストゲートパーク」で躍動

マコト役の猪野広樹
マコト役の猪野広樹 - (C) 石田衣良/文藝春秋/IWGP製作委員会 (C) IWGP STAGE製作委員会

 舞台「『池袋ウエストゲートパーク』THE STAGE」の公開ゲネプロが24日、東京・豊洲PITで行われた。

【写真】舞台「池袋ウエストゲートパーク」THE STAGE ゲネプロ公演

 テレビドラマ化やアニメ化など、さまざまなメディアミックスを遂げた石田衣良の人気小説「池袋ウエストゲートパーク」。今回の舞台化ではテレビアニメ「池袋ウエストゲートパーク」を原作に、“池袋のトラブルシューター”と呼ばれる真島マコトが、親友でカラーギャング・Gボーイズのヘッドである安藤タカシらと共に、次々と起こる厄介な事件を解決しようとする。マコトを猪野広樹、タカシを山崎大輝が演じる。

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 演出を品川ヒロシ品川庄司品川祐)、脚本を劇団・少年社中の毛利亘宏が手掛ける本舞台は、歌あり、ダンスあり、アクションありのパワフルなステージに。猪野と山崎に加え、松本岳(尾崎キョウイチ役)、才川コージ(池内ヒロト役)、阪本奨悟(磯貝トモミ役)、大原海輝(サル役)、青木玄徳(シャドウ役)、久保田秀敏(横山礼一郎役)、大地洋輔ダイノジ、吉岡刑事役)が出演する。各キャストの個性的なファッションにも注目だ。

 猪野は舞台「『双牙~ソウガ~』新炎」でも激しいアクションに挑戦していたが、今回もより磨きのかかったアクションを披露。ミステリアスでクールな役どころの山崎との掛け合いも息ぴったりだ。両者とも、過去に演じられてきたマコト像、タカシ像にとらわれることなく、自分の個性を生かした新しいマコト、タカシを作り上げている。

 舞台上にはスクリーンも用意され、劇中ラップの字幕表示やメールのやり取りが映し出されるなど、効果的に活用されている。また、広い舞台に組まれた退廃的なセットや照明もかっこいい。若いアウトローたちのエネルギッシュなダンスシーンも洗練されており、スタイリッシュで惹きつけられる。(取材・名鹿祥史)

舞台「『池袋ウエストゲートパーク』THE STAGE」は6月27日まで豊洲PIT、7月1日から4日までシアター1010で上演

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