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全米ナンバー1児童書「グレッグのダメ日記」映画化シリーズ キャスト一新でリニューアル!

全米ナンバー1児童書の著者ジェフ・キニー氏
全米ナンバー1児童書の著者ジェフ・キニー氏

 さえない少年グレッグの日常を、多くの手書きメモや図面で紹介した児童文学の大ヒットシリーズ「グレッグのダメ日記」を映画化した『グレッグのダメ日記』シリーズ第4弾の『ダイアリー・オブ・ア・ウィンピー・キッド:ザ・ロング・ホール(原題) / Diary of a Wimpy Kid: The Long Haul』について、原作者のジェフ・キニー氏が、5月15日(現地時間)ニューヨークで行われたAOL開催のイベントで語った。

【写真】グレッグの母を演じたアリシア・シルヴァーストーン

 フルCGアニメーションで制作された映画『ATOM』を手掛けたデヴィッド・バワーズ監督が、原作シリーズ第9巻「グレッグのダメ日記 とんでもないよ」を基に映画化した本作。グレッグと兄のロドリックが憧れのビデオゲーム大会に参加するため、両親にうそをついて旅に出るが、その道中さまざまな出来事に巻き込まれていくという展開になっている。

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 キニー氏によると「グレッグのダメ日記」シリーズは「新聞連載の漫画家になれなかったから」始まったのだそう。「僕は『カルビンとホッブス』『ブルーム・カウンティ』『ピーナッツ』といった新聞の連載漫画が好きで、大学を出てから3年間、新聞連載の漫画家になることを目指していたんだ。けれど新聞社から断られ続けて……。それで自分の漫画本を描くことにしたんだ」と明かす。

 映画シリーズ第4弾の今作は脚本を原作者であるキニー氏が初めて手掛けているが、そのことについて「実は原作の第9巻が初めて、映画化を念頭に置いた作品だったんだ。これまでの3作(の映画)で多くのことを学んだ。その一つは僕の作品は、映画化にはあまり向いていないということ、つまり映像向きではないということだった。そこで映画の専門用語や、いかにして映画が構成されているのかを学んだよ」と振り返る。

 また、キャストを一新したことについては「僕ら製作陣は今作をあえてリブート作品とは呼ばない。あくまでキャストを新鮮にしたかっただけなんだ。監督や製作者は同じで、家族のドタバタ劇という従来のスタイルを保っている。実は、前作の(脚本の)読み合わせで、グレッグ役のザカリー・ゴードンの声が低くなったのに気付いたとき、もう時間は限られている、新たな俳優の配役のために動き出すべきだと思ったんだ。前作から5年がたち、新グレッグのジェイソン・ドラッカーが素晴らしい仕事をしてくれた。幸運にもアリシア・シルヴァーストーンが母親役で参加してくれたしね」と喜びをあらわにした。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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