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「カルテット」第6話が神回!松&クドカン夫婦崩壊のワケが切実すぎる

クドカン演じる夫の失踪の理由があまりにも切実と話題沸騰の第6話
クドカン演じる夫の失踪の理由があまりにも切実と話題沸騰の第6話 - (C)TBS

 21日に放送されたTBSの火曜ドラマ「カルテット」で、松たか子宮藤官九郎ふんする巻夫婦の過去が明らかになり、放送後、夫婦が崩壊した切実な理由に視聴者からさまざまなリアクションが寄せられ「神回」と猛反響を呼んでいる。

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 失踪していた真紀(松)の夫、幹生(宮藤)が登場する急展開を迎えた第5話。第6話では、幹生が偶然出会った真紀のカルテット仲間・すずめ(満島ひかり)に失踪の理由を告白。同時に、真紀は姑(もたいまさこ)と対話するなかで、夫が失踪した理由を思い返していく展開に。

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カルテット
「息子を殺したのか」と詰め寄る姑(もたいまさこ)に、松たか子が告げた真相は……(C)TBS

 2人が告白したのは、「家族になりたかった」真紀と「恋人のままでいたかった」幹生と、2年間すれ違い続けた結婚生活の現実。結婚後は家事に専念し夫との時間を大切にしたい真紀と、結婚してからも妻がヴァイオリン奏者であり続けることで特別な存在と感じたかった幹生。幹生が出会って間もないころ真紀に贈ったお気に入りの詩集は、9Pで止まったままで染みがつき、揚げ句の果てには鍋敷きと化していた。自宅で映画を観れば、「この人悪者?」「これハッピーエンド?」と物事を単純化しようとする真紀にうんざり。

 幹生に気があるらしき旧友と偶然バッタリ出会い、彼女に癒やしを求めようとしそうになっても思いとどまり、妻の元に帰る幹生はある意味誠実だ。しかし、居酒屋で幹生が同僚に「(妻のことを)愛しているけど、好きじゃない」と言っているのを真紀が偶然目撃したことから2人の溝は決定的なものに。

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 「このままじゃいけない。話し合うべき」とわかっていながらも沈黙し続け、“その日”を迎えた夫婦に視聴者からは「すごく苦しい回でした。感情が丁寧に描かれていつも以上に深い回でした。どこの夫婦も感じることだろうなあって」「巻夫妻の唐揚げレモンに凝縮されたボタンのかけ違い的な感じが、すごくリアルで…」「夫が良かれとしていることと、自分が良かれとしていること。夫が無意識にしていることと自分が無意識にしていること。そんな小さな積み重ねが大きく人生に影響を与えることになるわけで、、、」など熟年夫婦からシングルまで、多くの共感を呼び「神回」と話題沸騰。

 第6話のラストでは、真紀のヴァイオリンを持ち去ろうとするライブレストランの店員・有朱(吉岡里帆)と幹生がもみ合いとなり、有朱がベランダから落下する事件が発生。コンビニ強盗で逃走していたうえにさらなる事件を引き起こした幹生と、離婚を決意した真紀。このまま破局するのか、それとも……? またしても一筋縄じゃいかない展開が期待できそうだ。(編集部・石井百合子)

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