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高杉真宙、R18文学の実写化で主演!皮むき得意系男子に

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フルーツに何かと縁のある高杉真宙
フルーツに何かと縁のある高杉真宙

 特撮ドラマ「仮面ライダー鎧武/ガイム」などで知られる高杉真宙が、R-18文学賞の最終選考に残った小説を実写化した短編映画『想影』で主演を務めることが明らかになった。果物好きで皮むきが得意な役どころを演じる。

【ほか写真】オレンジの皮むき中の高杉真宙

 原作は、女性ならではの感性を生かした文学を対象とする「女による女のためのR-18文学賞」の第11回で最終候補に選ばれた野村実来による同名ラブストーリー。メガホンを取った加藤慶吾監督をはじめ早稲田大学出身のスタッフが集結した映像制作チーム「EIGAHANG」が映画化を手掛けた。

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 アーミーナイフをいつも持ち歩き、果実をむくのが上手だった幼なじみ、栄大輔(中学時代:高杉/大人時代:細田善彦)。彼の結婚の知らせを聞いた中村由美(松原菜野花)の心には果物を介した中学時代の思い出が後悔と共に次々とよみがえり、やがて10年の時を経て過去の想いと対峙する決心を固める。

記事全体
果物の皮むきに自信!

 監督の加藤は、高杉が出演するドラマを見て、直感的に「この子じゃなきゃ嫌だな」という熱い感情がわき、出演を依頼したそう。自主映画であるため、ダメもとだったというが、快諾した高杉は、「僕は中学一年生の時に初めてこの仕事をして、いつの間にかもう20歳になります。いろいろな現場にも、僕と同い年くらいのスタッフさんがいらっしゃることも少しずつ増えました。同年代の皆さんと組んでもっとお仕事をしたいなぁと思っていたので、今回の作品に参加させていただきたいと思いました」とその思いを語る。

 高杉によれば栄は「果物が好きで学校に丸のまま持ってきて、そこでナイフで切って食べちゃう男の子」で、劇中では果物をむくシーンもたくさんあったそう。家でナイフを使って練習はしたものの、小さい頃からリンゴの皮むきなどをしていた高杉は「本番はすんなりできたと思います」と自信をのぞかせる。物語の随所で印象的に使われるというこの皮むきシーンにも注目したい。(編集部・小山美咲)

映画『想影』は7月16日~24日にSKIPシティ映像ホールほかにて開催されるSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016で上映予定

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