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英エンパイア誌が「外国映画ベスト100」発表!1位は『七人の侍』

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英エンパイア誌による「外国映画ベスト100」1位は日本の『七人の侍』!
英エンパイア誌による「外国映画ベスト100」1位は日本の『七人の侍』! - 写真:Photofest/AFLO

 世界各国の代表チームが競い合うFIFAワールドカップ開幕に合わせ、英エンパイア誌が「外国映画ベスト100」を発表した。栄えある1位に輝いたのは、黒澤明監督の『七人の侍』。「アクションと人物描写、東洋と西洋、ブロックバスターとアートハウスの完璧な融合。黒澤初の侍映画は、どんな言語においても偉大な傑作の一つに数えられる」と手放しで絶賛されている。

5位はギレルモ・デル・トロの『パンズ・ラビリンス』!フォトギャラリー

 『七人の侍』は、野武士の横暴に苦しむ貧しい農民たちに雇われた7人の男たちの活躍を描いた、言わずと知れた名作。「個性豊かな登場人物の中でも、志村喬ふんする威厳あるリーダーと三船敏郎ふんする荒くれ者が傑出している。クライマックスの雨の中の対決は映画史における伝説だ」と評されている。

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 2位の『アメリ』は、ブリュノ・デルボネルの原色を基調にしたカラフルな映像、主演オドレイ・トトゥの素晴らしい演技、ジャン=ピエール・ジュネ監督のひねりのきいたマジックリアリズムのコラボレーションが高評価。3位にロシア(ソ連)の『戦艦ポチョムキン』、4位にイタリアの『自転車泥棒』、5位にメキシコの『パンズ・ラビリンス』が続いた。

 このほか、10位に宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』、16位に小津安二郎監督の『東京物語』、22位に黒澤監督の『羅生門』、 31位に本多猪四郎監督の『ゴジラ』、 41位に宮崎監督の『となりのトトロ』、44位に黒澤監督の『生きる』、51位に大友克洋監督の『AKIRA』、69位に中田秀夫監督の『リング』、82位に深作欣二監督の『バトル・ロワイアル』、92位に押井守監督の『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』、98位に黒澤監督の『』と日本映画が多数ランクインを果たしている点も見逃せない。(編集部・市川遥)

「外国映画ベスト100」は以下の通り(10位まで抜粋)。
1. 日本『七人の侍』(1954)
2. フランス『アメリ』(2001)
3. ロシア(ソ連)『戦艦ポチョムキン』(1925)
4. イタリア『自転車泥棒』(1948)
5. メキシコ『パンズ・ラビリンス』(2006)
6. イタリア / アルジェリア『アルジェの戦い』(1965)
7. ブラジル『シティ・オブ・ゴッド』(2002)
8. スウェーデン『第七の封印』(1956)
9. フランス『恐怖の報酬』(1953)
10. 日本『千と千尋の神隠し』(2001)

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