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ピース又吉、“辞書”映画に出演!本好きを買われ、装丁デザイナー役に

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松田龍平、オダギリジョーと共演したピース又吉(左)
松田龍平、オダギリジョーと共演したピース又吉(左) - (C)2013「舟を編む」製作委員会

 お笑い界随一の読書家として知られるピースの又吉直樹が、三浦しをんの同名ベストセラー小説を原作にした映画『舟を編む』に出演することが明らかになった。辞書作りを描いた本作で装丁デザイナー役に挑む又吉は自身、日常的に辞書を使っていたというが、「ただ辞書作りの人のことまでは考えたことなかったので、すごく面白いなと思いましたね」と本好きとして目を開かれた思いだと明かしている。

映画『舟を編む』場面写真

 又吉が演じるのは、辞書の装丁デザイナーの上田。松田龍平ふんする主人公の馬締光也、オダギリジョーふんする先輩編集者・西岡と共に、辞書の顔ともいえる装丁部分を手掛ける役柄だ。国語辞典だけで家に4・5冊はあると豪語している又吉は出演にあたり、「辞書作りって、共通認識を作っていく仕事なんですよね」とコメント。

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 その真意はといえば、「『アイス食べたいけど、太るからどうしよう』みたいな、言葉では言い表せない、“精神内部で感情がぶつかり合うこの感じ”って思っていたら、『それ“葛藤”やで』って、みんなが一発でわかるように言葉を決定していくイメージ。言葉にならない感情を言っていって、横から言葉にしていくっていうものだと感じました」と本好きとして改めて言葉の重要さをかみ締めている様子だ。

 また、麻生久美子が辞書「大渡海」のPRの一翼を担う女優役で出演することも決定。他に、宇野祥平波岡一喜森岡龍斎藤嘉樹らも辞書作りに欠かせない製紙会社社員やアルバイトの役で出演する。

 2012年本屋大賞を受賞した原作はすでに発行56万部を突破し、2012年で最も売れた小説に。来年1月からは本作の公開を記念して、ピース又吉が出演するテレビ番組「来たれ!辞書部」がスタートするといい、来年4月の公開が待ち遠しいファンも多いはずだ。(編集部・福田麗)

映画『舟を編む』は2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国公開
テレビ番組「来たれ!辞書部」は1月1日深夜1時5分からテレビ東京にて初回SPを放送 レギュラー放送は1月13日からスタート

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