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「ウディ・アレンのNYだ」と絶賛!LAの映画祭で『ヘルタースケルター』が公式上映!

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おしゃれな二人がロスっ子を魅了!(左・蜷川実花、右・桃井かおり)
おしゃれな二人がロスっ子を魅了!(左・蜷川実花、右・桃井かおり)

 アメリカ・ロサンゼルスで開催されたLAEigaFestにて、映画『ヘルタースケルター』が公式上映され、監督の蜷川実花桃井かおりがレッドカーペットセレモニーと舞台あいさつに登場し、650人の観客とのトークを繰り広げた。

映画『ヘルタースケルター』場面写真

 映画祭が行われたのは、コダック、チャイニーズと並ぶ米三大劇場のひとつで、本年で90周年を迎えるハリウッドを象徴する劇場であるエジプシャンシアター。カラフルなワンピースドレスに身を包んだ蜷川監督と、桃井がレッドカーペットに登場すると、現地メディアからは多くのフラッシュがたかれた。

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 15日(現地時間)に行われた公式上映では、トークショーに登場した二人を満員の観客がスタンディングオベーションで歓迎。40分にもわたるトークショーでは、主人公のりりこを演じた沢尻エリカにも話が及び、蜷川監督が「何度考えても主役は沢尻エリカしかいなかった」とキャスティングの経緯を語る場面もあった。

 またフォトグラファーとしても活躍する蜷川の「撮り方」について、「東京が美しく描かれていて、まるでウディ・アレンが撮ったニューヨークに感じられた」と絶賛する観客も。蜷川監督は「そう感じてもらえたらうれしい。東京生まれだから、自分だから描ける東京の本当の姿を描きたかった。日本は島国だからかもしれませんが、東京には濃縮された文化があることを伝えたかった」と監督ならではのTOKYOへの思いが語られた。

 沢尻が5年ぶりにスクリーン復帰を果たし、過激な濡れ場に挑んだことも話題を呼んだ本作は、日本で興行収入21億円を突破(配給元調べ)。海外からの注目度も高く、すでに公開された香港、台湾でも大ヒットとなり、年明けには韓国、シンガポールの公開も控えている。ロサンゼルスでの上映は、作品にとって海外進出の大きな足掛かりとなったはずだ。(編集部・森田真帆)

「ヘルタースケルター スペシャル・エディション(2枚組)」ブルーレイ(税込み:5,250円)、DVD(税込み:4,095円)は12月21日発売

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