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クロエ・モレッツが大胆キュート!ひねくれ家出少女役で秘宝カバー登場!-映画秘宝

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秘宝ならではの大胆な表紙!映画雑誌「映画秘宝」
秘宝ならではの大胆な表紙!映画雑誌「映画秘宝」 - 映画専門雑誌「映画秘宝」2013年1月号 洋泉社刊(税込み:1,050円)

 女優のクロエ・グレース・モレッツが、家出少女を演じる初の単独主演作『HICK-ルリ13歳の旅』で披露した大胆なスタイルで、映画専門雑誌「映画秘宝」2013年1月号のカバーを飾っている。

映画『HICK-ルリ13歳の旅』場面写真

 本作でクロエが演じるのは、貧乏な家に育ち、両親の蒸発をきっかけに旅にでる家出少女。大胆な服装で銃を構える表紙の姿は、これまでの出演作以上にキュートな印象。しかし秘宝いわく、クロエの役は、貧乏ゆえにフロにも入らず頭がボサボサの「ホームレス級の汚ギャル」。

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 本作は「それでもきみはクロエたんに萌られるか? という踏み絵になっている」といい、熱烈なクロエファンに(!?)不安を与える。しかしながら、本作のレビューを執筆した森直人氏いわく「クロエちゃんの萌えッツ映画としてはかなり完璧」だということで、ファンも大満足の内容となっていることに期待したい。

 そのほかメイン特集では、『007 スカイフォール』公開を記念して「007ボンドガール総選挙!!」を開催。総勢30名のボンドマニアと、秘宝読者による投票結果を発表している。興味深い投票結果はもちろん貴重写真も満載で、シリーズの重要な要素である、ボンドガールの美しさを十二分に堪能できる。

 「『007』は唯一、親父と観られるエロ映画だった」と断言するみうらじゅん氏がつづる「お世話パンフ」エピソードなど、執筆陣による興味深いコラムも掲載。これまでのシリーズ全作品を網羅した解説も掲載されており、ファンはもちろんのこと、『007』をよく知らない人にとっても、シリーズの歴史を学ぶのに最適な特集となっている。

 さらに若松孝二監督の死去を受け、「さらば、性と暴力のアナーキスト! 追悼・若松孝二」と題した追悼特集も展開。ライター陣が「政治」「戦争」「性」などテーマにそって若松映画についてつづり、沖島勲監督、高橋伴明監督、鈴木邦男らが若松監督をしのぶ。フィルモグラフィに未完の企画など、その業績を徹底して振り返った、必携の一冊となっている。(編集部・入倉功一)

映画専門雑誌「映画秘宝」2013年1月号は発売中 洋泉社刊(税込み:1,050円)

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