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『007』シリーズ50周年記念のチャリティーオークションで、1億2,700万円以上の収益

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世界中で10月5日がボンド一色に!
世界中で10月5日がボンド一色に! - Dimitrios Kambouris / Getty Images

 1962年以来続く『007』シリーズは、今年でちょうど50周年を迎えた。シリーズ第一弾『007/ドクター・ノオ』が、50年前の10月5日にロンドンでワールドプレミア上映されたことにちなみ、今年10月5日を国際ジェームズ・ボンド・デーと定め、世界各国で様々な記念イベントが行われた。

映画『007 スカイフォール』場面写真

 そのイベントの一つ、ロンドンのクリスティーズで行われたチャリティーオークションにて、ボンド映画の関連グッズが100万ポンド(約1億2,700万円)以上の収益を上げたと、Telegraphなど複数媒体が報じた。(1ポンド=127円換算)

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 10月5日に行われたプライベートイベントには、ロジャー・ムーアジュディ・デンチが出席。映画『007/慰めの報酬』でダニエル・クレイグ演じるボンドが運転したボンドカー、アストンマーティンのDB5が24万1,000ポンド(約3,061万円)で、イアン・フレミングによる原作小説の全巻セットが、1万ドルから1万5,000ポンドの想定額をはるかに超える9万1,000ポンド(約1,156万円)で、シリーズ最新作の映画『007/スカイフォール』でクレイグが着たトム・フォードのスーツも想定額を超えた4万6,000ポンド(約584万円)で落札された。

 デンチは、ホットアイテムの一つ、映画『007/カジノ・ロワイヤル』でクレイグが着たネイビーブルーと水色の水着を、「ここだけの話、これは洗濯されていないのよ」と紹介、4万4,000ポンド(約559万円)で落札される結果となった。

 収益は、女性のためのチャリティ団体Women For Womenほか、イギリスのユニセフや、子どものためのチャリティ団体Barnardo’sやChild Lineなどに寄付される。(鯨岡孝子)

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