ADVERTISEMENT

阿部寛が逃げる!大竹しのぶと元夫婦役で映像初共演!

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
公開された華やかな新ビジュアル
公開された華やかな新ビジュアル - (C) 2013「つやのよる」製作委員会

 行定勲監督最新作『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の6月下旬に千葉で行われた撮影の現場で、主演の阿部寛大竹しのぶ忽那汐里がそれぞれ作品について思いを語った。またこのたび、阿部を中心に据え、白い衣装を身にまとった女性キャスト(小泉今日子野波麻帆風吹ジュン真木よう子、忽那、大竹)が両サイドに並ぶ同作の新ビジュアルも公開された。

『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』フォトギャラリー

 阿部と大竹、忽那の3人は元家族という間柄。松生(阿部)は艶という一人の女性を愛したために、早千子(大竹)と娘・麻千子(忽那)を捨て、駆け落ちする。作家・井上荒野の衝撃作を行定監督が映画化した本作は、愛に迷う大人たちがそれぞれの愛に生きる姿を描いた群像劇。公開された撮影シーンは、ガンに侵された艶の入院先を訪ねてくる早千子と麻千子が、偶然、松生に再会するシーン。

ADVERTISEMENT

 過去に同じ事務所に所属し、本作の撮影前は同じ舞台に立っていた阿部と大竹だが、映像作品で共演するのは初めて。「共演っていっても、言葉は交わさないんですけどね(笑)」と大竹が言うように、麻千子が成長した自分の娘だと気付き、早千子の姿を確認した松生は猛ダッシュでその場から逃げる。繊細な感情が入り乱れる場面で、行定監督のOKが出るまで数回テイクが重ねられた。

 長回しや複数回のテイクが業界では有名な行定作品だが、三者共に覚悟して臨んだ様子。阿部は「松生を演じるにあたってノーメイクでいきたいと行定監督と話していて、今回はノーメイクで演じています」と気合十分。元夫婦を演じる大竹については「舞台の共演でコミュニケーションが取れて、距離感みたいなものができているので、今回元夫婦という役柄を演じていても、過去のつながりを自然と感じられます。それはすごく良かったなと思います」と手応えをのぞかせた。

 『遠くの空に消えた』『GO』でも行定監督作に出演している大竹は、「行定さんの作品でいつも思うのですが、日本映画の感覚とちょっと違う感じがします。画(え)もそうですけど、感覚的にも、わたしたちの親子関係にしても、何かちょっと不思議な感じがあります」と世界観を表現。「わたしが言うのも何なんですけど、とてもかわいらしい方」と大竹の印象を語った忽那は、「大人の話ですし、わたしの立場から理解しづらい面もすごく多い中で、感覚的なやりとりというのがすごく新鮮」と初めての行定作品にのめり込んでいる様子。彼らが熱演して完成させた元家族の切ないエピソードと全ぼうは、来年1月に明らかになる。(編集部・小松芙未)

映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』は2013年1月26日より全国公開

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT