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『アメイジング・スパイダーマン』続編の監督は一体誰に?ソニー・ピクチャーズとフォックス・サーチライトが監督争奪戦を展開

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『(500)日のサマー』『アメイジング・スパイダーマン』の2本で一躍大ヒットメーカーとなったマーク・ウェブ監督
『(500)日のサマー』『アメイジング・スパイダーマン』の2本で一躍大ヒットメーカーとなったマーク・ウェブ監督 - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『アメイジング・スパイダーマン』続編の監督をめぐり、ソニー・ピクチャーズとフォックス・サーチライトが監督争奪戦を展開しているとのことがLos Angeles Times紙の報道で明らかになった。

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 世界興行収入6億5,000万ドル(約570億円)の大ヒットを記録した『アメイジング・スパイダーマン』のメガホンを取ったマーク・ウェブ監督をめぐって、ソニー・ピクチャーズとフォックス・サーチライトが争奪戦を繰り広げているというのだ。

 3部作化を目指すソニーは引き続きウェブ監督に第2作のメガホンをとってもらいたいと願っている。ところがフォックス・サーチライトと交わした契約がネックになっているという。

 2009年にフォックス・サーチライト作品『(500)日のサマー』を手がけたウェブ監督は、その後、同スタジオ製作の映画作品を1本監督する契約を結んでいた。フォックス・サーチライトは現在、大ヒットメーカーとなったウェブ監督にどうしても新作映画を撮らせようとしている。

 一方のソニーとしても、ウェブ監督のアイデアを基に第1作を製作しただけに、継続を熱望。ウェブ監督に『アメイジング・スパイダーマン』3部作を任せようとしているのだ。

 解決策として考えられている妥協案は、ウェブ監督が『アメイジング・スパイダーマン』続編を手がける代わりに、フォックス・サーチライト製作で2本かそれ以上の作品を監督する契約を結ぶことだという。

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 もしこの案が暗礁に乗り上げたら、ソニーとしては続編のの全米公開を2014年5月2日と発表しているだけに、急いで新しい監督を探す必要が生じる。

 ファンならずとも固唾(かたず)を飲んで見守りたい状況だ。(後藤ゆかり)

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