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『宇宙兄弟』が快挙!韓国プチョン映画祭で映画祭史上初の作品賞と観客賞のW受賞!

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『宇宙兄弟』より小栗旬と岡田将生
『宇宙兄弟』より小栗旬と岡田将生 - (C) 2012「宇宙兄弟」製作委員会

 講談社の週刊モーニングで連載中のベストセラー・コミックを人気若手俳優・小栗旬と岡田将生を主演に迎えて実写映画化した映画『宇宙兄弟』が、韓国で行われている第16回プチョン国際ファンタスティック映画祭で、本映画祭史上初となる最優秀作品賞と観客賞のW受賞を果たした。また、最優秀作品賞は日本映画では初の受賞となる。

映画『宇宙兄弟』写真ギャラリー

 本作は本映画祭で特に人気が高く、映画祭期間中に2回行われた上映チケットは発売3分で売り切れるほどだったという。映画祭プログラマーのアリス・ユー氏は、審査員がこの作品を選んだ理由について、「有名な漫画を原作にして作られた映画は、この種のジャンルでは弱いとされるが、本作はドラマの構成に非常に密度があり、強い感動を与える作品としてオリジナリティを感じた」と良質の作品であることだと述べた。

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 本作の森義隆監督はこの朗報に、「映画の大半がオリジナル作品である韓国という土壌で、日本の人気コミック原作というものが非常に強い関心をもって受け入れられているということを実感しました。それだけでも貴重な体験だったのですが、さらに賞までいただきうれしい限りです!」と喜びのコメントを寄せている。

 プチョン国際ファンタスティック映画祭は韓国で開催される国際映画祭で、主に韓国やアジア地域、その他海外から、ホラー、スリラー、ミステリー、SF、ファンタジー映画を中心に上映される。1997年より始まり、今年で16回目を迎える。(山下美穂)

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