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草なぎ剛が謎のシングルファーザーに!宮藤官九郎4年ぶり新作『中学生円山』で主演!

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クドカン4年ぶりの監督・脚本作で草なぎ剛とタッグ!
クドカン4年ぶりの監督・脚本作で草なぎ剛とタッグ! - (C)「中学生円山」製作委員会

 脚本家で俳優の宮藤官九郎が4年ぶりに監督・オリジナル脚本を手掛ける映画『中学生円山』が製作され、SMAPの草なぎ剛(なぎは弓へんに「剪」)が主演を務めることが明らかになった。宮藤監督と草なぎが初タッグを組む本作は団地を舞台にしたホームドラマで、草なぎは謎めいたシングルファーザーを演じる。共演は、宮藤監督が脚本を担当したテレビドラマ「11人もいる!」で四男・四郎を演じた平岡拓真坂井真紀仲村トオルで、2013年全国公開予定。

 「ひとことで言うなら団地を舞台にしたアクション映画」と宮藤監督が表現する本作について、『任侠ヘルパー』(11月公開)に続き映画主演を務める草なぎは、「最初に本を頂いて読んだ時はめちゃくちゃな内容で笑えました」と述懐。6月13日から始まった撮影は7月25日まで行われる予定で、撮影中「笑いの中に、だんだんと人間の温かみが出て来て奥深さが伝わってきました」という草なぎだが、「宮藤監督はすごい面白い方なので、とにかく笑えます(笑)。一緒に楽しい時間を過ごしています。監督の世界観に応える様に頑張っていますので期待していて下さい」と自信たっぷり。

 宮藤監督は「中学生の妄想から生まれた団地のヒーローを草なぎくんに演じてもらっています」と草なぎの役どころを説明し、「今のところ『すげえ楽しい! すげえ面白い!』と言ってくれていますが、油断は禁物です」とユーモラスにコメント。「最も多感で傷つきやすく、かつアナーキーだった中学時代。その記憶を美化することなく、包み隠さず描いた青春映画が、この『中学生円山』」とオリジナル作品に思いを寄せた。

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 『中学生円山』は、エッチな妄想で頭がいっぱいの男子中学生・円山克也(平岡)が、同じ団地の上の階に引っ越してきたミステリアスな30代シングルファーザー・下井辰夫(草なぎ)と出会うことで成長し、絆を深め、大切なことを知っていく物語。CGやアクションを駆使して「バカバカしい妄想シーン」と「現実のドラマ」を交差させながら描く。「なんでもない日常が一番幸せだ」というメッセージが込められた本作で、坂井は韓流ドラマ狂いの地味な克也の母、仲村は9時5時で働く平凡な克也の父を演じている。(編集部・小松芙未)

映画『中学生円山』は2013年全国公開

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