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ジャッキー・チェンがアクション業を引退宣言? その真意は?

第65回カンヌ国際映画祭

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ジャッキー・チェン-第65回カンヌ国際映画祭にて
ジャッキー・チェン-第65回カンヌ国際映画祭にて - Luca Teuchmann / Getty Images

 香港映画出身の世界的アクション・スターであるジャッキー・チェンが、現在開催されている第65回カンヌ国際映画祭の場で、次回作が自身を築き上げてきたアクション映画の最後の作品になるというニュアンスの発言し、話題になっている。

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 これはジャッキー・チェンが、カンヌ国際映画祭で新作『チャイニーズ・ゾディアック(原題) / Chinese Zodiac』の記者会見で答えたもので「世界は今、あまりに暴力的だ。僕は闘うことは好きだが、バイオレンスは嫌いだ。それに、僕は観客たちに格闘する演技だけでなく、(シリアスな)演技もできることも知ってもらいたい。そして、月日が経つにつれて、よりその思いが強くなり、本当のジャッキー・チェンを見せようと思ったんだ。だから、ここ10年間は映画『ベスト・キッド』のような、年老いた男を演じるほうがむしろ気に入っている。そして、後どれくらいできるか体に尋ねてみた。もう僕は若くないからね」と明かしている。

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 ジャッキー・チェンは、彼が尊敬するブルース・リーの映画『燃えよドラゴン』などの作品にスタントマンとして出演して以来、およそ100作以上に出演している。

 もっとも彼は、この発表をした後すぐに「もし将来、『ベスト・キッド2』や『ラッシュアワー』続編が制作されることがあれば、出演するつもりでいる」とも答えているため、しばらくアクション業を休業するということなのかもしれない。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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