ADVERTISEMENT

ヒロインが前田敦子さんに似ていた!?辛酸なめ子、ロマンポルノ初体験で感動!

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ロマンポルノを初体験した辛酸なめ子
ロマンポルノを初体験した辛酸なめ子

 10日、渋谷・ユーロスペースにて12日より上映される特集「生きつづけるロマンポルノ」の女子限定「予習イベント」が開催され、ゲストに漫画家でコラムニストの辛酸なめ子とMCを務めた映画ライターの久保玲子が出席し、赤裸々トークを繰り広げた。

 1971年から1988年までの17年間に約1,100本近い作品が制作され、後の日本映画を支える多くの人材を輩出した日活ロマンポルノ。この日は故・松田優作さん主演『最も危険な遊戯』などを手がける村川透監督の監督デビュー作『白い指の戯れ』が上映された。ロマンポルノ初体験だったという辛酸は「ヒロインの伊佐山ひろ子さんが前田敦子さんに似ていて現代に通じるかわいさがあったし、服がオシャレ。ストーリーも人間の弱さを肯定する深いテーマがあるのかなと思いました」と現代でも色あせない魅力を語った。

 また、ロマンポルノの制作された時期が第2次ベビーブームとも重なることから、辛酸は「ベビーブームで人口が増えたのもロマンポルノの影響で性欲旺盛になったのが関係しているのかも。今テレビでエロとか少ないのは少子化に影響しているのかなもしれないし、こういう映画をもっといろんなところで観られたらいいのかな」と持論も展開。

ADVERTISEMENT

 一方、久保は当時の貴重な前張りのエピソードも披露。「本番はないので頑丈な前張りを使っていて、大変だったと聞いています。(あえぎ)声も後からアフレコで入れるので、アフレコはアフレコで大変な作業だったでしょうね」とアダルトビデオとは違う、ロマンポルノならではの苦労を明かしていた。

 同特集上映は日活の創立100周年を記念して開催される。約1,100本の中からリアルタイムに作品に接し批評を続けてきた蓮實重彦氏、山田宏一氏、山根貞男氏の三人が厳選した32本と、観客投票1位の作品、幻の未公開作品『白昼の女狩り』を加えた34本の日活ロマンポルノを上映。上映期間は後列2列に女性専用シートも用意される。(中村好伸)

日活創立100周年記念特別企画 蓮實重彦、山田宏一、山根貞男が選ぶ愛の革命「生きつづけるロマンポルノ」は5月12日よりユーロスペースほかにて全国順次公開

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT