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『グスコーブドリの伝記』予告編が公開!美しい自然を表現したアニメーションは必見!

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映画『グスコーブドリの伝記』ポスタービジュアル
映画『グスコーブドリの伝記』ポスタービジュアル - (C) 2012「グスコーブドリの伝記」製作委員会 / ますむら・ひろし

 アニメーション映画『銀河鉄道の夜』のスタッフが5年の月日をかけて製作した映画『グスコーブドリの伝記』の予告編が公開された。主題歌である小田和正の「生まれ来る子供たちのために」がバックに流れる映像は、宮沢賢治の原作が持つ味わいはそのままに、アニメーションとしての魅力にあふれており、公開が待ち遠しくなること間違いなしの仕上がりだ。

映画『グスコーブドリの伝記』予告編映像

 東北・岩手に生まれた宮沢賢治が紡いだ、美しい<イーハトーヴ>の地がアニメーションで表現され、そこに主題歌の美しいメロディーが重ねられている今回の予告編映像。ますむら・ひろしによる、擬人化ならぬ擬猫化された登場人物のビジュアルが、本作のファンタジーとしての性格を強めている一方で、全編にわたる豊かな自然描写は作中の出来事を絵空事に感じさせない力を持っている。

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 今回の映像では、ブドリ役の小栗旬のほか、妹・ネリ役の忽那汐里、母親役の草刈民代、クーボー博士役の柄本明の声も聴くことができ、これまで以上にキャラクターが生き生きとしている様子が一目でわかる。宮沢賢治の原作が持つ、経験に根付いた優しく、時に過酷な自然の描写とファンタジックな幻想が巧みに織り交ぜられ、ほかに類を見ないアニメーション作品となっていることは間違いない。

 その圧倒的なクオリティー故に現在でも愛されている名作アニメーション映画『銀河鉄道の夜』から27年。今の子どもは当時まだ生まれておらず、当時の子どもは大人になり、社会情勢も大きく変わった。そんな現在だからこそ、新たな名作として、親子一緒に観たい作品だ。(編集部・福田麗)

映画『グスコーブドリの伝記』は7月7日より丸の内ピカデリーほか全国公開

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