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閉鎖の危機!イギリス老舗撮影所トゥイッケナム・フィルム・スタジオ存続を訴える嘆願書にスピルバーグ監督、ポール・マッカートニー、コリン・ファースらが署名

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映画撮影のためトゥイッケナム・フィルム・スタジオに訪れたジョン・レノンとリンゴ・スター
映画撮影のためトゥイッケナム・フィルム・スタジオに訪れたジョン・レノンとリンゴ・スター - Stan Meagher / Getty Images

 映画『マリリン 7日間の恋』や『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』の撮影で使用された、来年で100周年を迎える予定のイギリスの老舗撮影所、トゥイッケナム・フィルム・スタジオが運営縮小、さらに存続の危機に直面しているニュースが伝えられたのを受け、スティーヴン・スピルバーグ監督やポール・マッカートニーコリン・ファースらが、存続支援に立ち上がったと伝えられた。

映画『マリリン 7日間の恋』写真ギャラリー

 イブニングスタンダード紙のウェブサイトthisislondon.co.ukによれば、スタジオ存続を訴える嘆願書に3,769人の署名が集まり、その中にスピルバーグ、マッカートニー、ファースらの名前も含まれているとのことだ。

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 ウェブサイトhuffingtonpost.co.ukによれば、映画『ハリー・ポッター』シリーズなどのイギリス人女優ジュリー・ウォルターズが、ビジネス・イノベーション大臣のヴィンセント・ケーブル氏宛てに、「(トゥイッケナムのような)スタジオを閉鎖することは、ハリウッドに対して、イギリス映画界が苦戦しているというメッセージを突き付けることになってしまいます。実際はそうではないのに」と直談判のメールを送ったのだそう。

 トゥイッケナム・フィルム・スタジオは1913年、ロンドン市内から電車で25分ほどの所にある、リッチモンド・アポン・テムズにあったスケートリンクの跡地に設立された。ビートルズの映画『HELP!四人はアイドル』や『ビートルズがやって来る/ヤァ!ヤァ!ヤァ!』、マイケル・ケインの映画『アルフィー』、ロマン・ポランスキー監督の映画『反撥』、アルバート・フィニー主演の映画『土曜の夜と日曜の朝』など、イギリスの映画史に君臨する代表作が数多く製作された。(鯨岡孝子)

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