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AKB48人気は海外へ?ワシントン公演を地元紙が「旋風が巻き起こる」と報道するも日本と温度差

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アメリカ・ワシントンで公演を行ったAKB48
アメリカ・ワシントンで公演を行ったAKB48 - 3月27日、米ワシントン・リンカーン・シアター 三尾圭撮影

 現地時間26日から27日にかけてアメリカ・ワシントンを訪問したAKB48について、地元のワシントン・ポスト紙(電子版)が「AKB48旋風がワシントンD.C.で巻き起こる」との見出しで報じている。人気メンバー・前田敦子が卒業を発表した際は、台湾、フランス、ベトナムなどのニュースサイトでも報道されるなど、AKB48の人気は海外にも広がっているのかと思いきや、ワシントン・ポスト紙の報道は日本における過熱ぶりとは温度差を感じるものとなっている。

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 日本では今やトップアイドルの地位を築いているAKB48は海外公演を積極的に行っているだけでなく、Google+で海外のファンとつながるなど、海外進出にも積極的。昨年には初の海外姉妹グループのJKT48が活動を開始している。事実、人気メンバーの前田敦子が卒業を発表した際の騒ぎは海外メディアにも飛び火。AKB48人気の高い台湾をはじめとする海外サイトで取り上げられ、ツイッターでは海外ユーザーが前田の卒業に言及するということがたびたび見られた。

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 その一方で、ワシントン・ポスト紙(電子版)は、AKB48をアメリカの人気アイドルであるマイリー・サイラステイラー・スウィフトを引き合いに出し、「マイリーたちを溶けるまで煮込み、甘ったるいほどに凝縮された知名度を制服に注ぎ込んだかのような存在」と紹介。AKB48を日本の人気アイドルと認めてはいるものの、日本メディアでの扱い方とは異なり、アメリカでは冷めた見方をしているのが印象的だ。

 そもそも見出しの「旋風」という言葉も36時間しか現地に滞在しなかったことを踏まえており、本文でも滞在中の慌ただしさに言及。AKB48のファン層についても「20代の女子? 10代の女子? それともほかの……誰か?」と含みを持たせている。

 滞在中の記者会見で、峯岸みなみは以前行ったロサンゼルス公演では客席にまだらな部分があったことを明かした。今回のワシントン公演は2公演で2,000人超の観客を集客したものの、無料招待であり、今回の記事はAKB48の海外、とりわけ北米での人気はまだまだ日本のそれには及んでいないことをうかがわせている。(編集部・福田麗)

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