ADVERTISEMENT

坂東玉三郎演出の太鼓パフォーマンス、パリ公演成功で日本凱旋!「太鼓を打ち続ける男たちの姿楽しんで」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
日本公演への意気込み語った坂東玉三郎と見留知弘(前列左から)
小田洋介、坂本雅幸、中込健太、前田剛史(後列左から)
日本公演への意気込み語った坂東玉三郎と見留知弘(前列左から) 小田洋介、坂本雅幸、中込健太、前田剛史(後列左から)

 30日、坂東玉三郎演出による太鼓パフォーマンス「打男 DADAN」の製作発表会見が都内で行われ、坂東が太鼓芸能集団「鼓童」のメンバー5人と共に出席し、大成功となったパリ公演での手応えや今後の日本公演への意気込みを語った。

坂東玉三郎演出「打男 DADAN」製作発表会見フォトギャラリー

 「打男 DADAN」は、坂東玉三郎が太鼓芸能集団「鼓童」と共に10年の年月をかけて作り上げてきた舞台で、「たたく」ことにこだわった作品。8名の精鋭メンバーたちが肉体を駆使して大太鼓を交代で打ち込む。初演の2009年以降、竹製の楽器の旋律や映像を取り入れるなどの異色の演出が話題を呼び、全国で公演を重ねてきた。2012年2月のパリ・シャトレ座での初の海外公演も成功を収め、このたび日本凱旋(がいせん)公演が決定した。

ADVERTISEMENT

 坂東は「海外での演出は初めてでしたが、4日間のチケットはすべてソールドアウトで、終演後はスタンディングオベーションが起きてうれしかったです」とパリ公演で感じた手応えを笑顔で語った。そして本公演の見どころを聞かれると「90分間休憩なしで太鼓を打ち続ける男たちの姿。また、竹製の楽器も組み合わせたりして柔らかさと強さを組み合わせた演出にしています。そのへんを楽しんでほしい」とメッセージを送った。

 また、「鼓童」のメンバーの坂本は「パリ公演のときに玉三郎さんが、お客さんの反応や会場の空気を見て、開演5分前に演出を変えられたことが印象に残っています」と最高のパフォーマンスを見せようとぎりぎりまで改良を試みる、坂東の演出家としての仕事ぶりを明かしていた。(古河優)

「打男 DADAN」は7月2日~4日に赤坂ACTシアターにて上演 7月7~8日にKAAT神奈川芸術劇場ホールにて上演 7月10日に中京大学文化市民会館 オーロラホール(愛知県名古屋市)で上演 7月14日~16日に八千代座(熊本県山鹿市)にて上演 7月20日~22日に南座(京都府京都市)で上演

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT