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Coccoが初主演映画で血まみれの熱演を披露!ミュージシャンとして、母として、人生のすべてがここに!?

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随所に挿入されたCoccoの力強い歌声も圧巻
随所に挿入されたCoccoの力強い歌声も圧巻 - (C)2011 SHINYA TSUKAMOTO / KAIJYU THEATER

 ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門グランプリ(最優秀作品賞)を受賞するなど、海外でも高い評価を受けた映画『KOTOKO』で、ミュージシャン、Coccoが、映画初主演にして奇跡としかいいようのない名演を披露している。

映画『KOTOKO』ギャラリー

 是枝裕和監督のドキュメンタリー映画『大丈夫であるように ─Cocco 終わらない旅─』に出演したことはあるものの、長編劇映画の主演は初となるCocco。彼女が演じるのは、幼い息子を女手一つで育てる琴子。息子への愛情が過ぎるゆえに精神のバランスを崩していくデリケートな役どころだ。接近してくる男たちの手にフォークを突き立て、自らの体を傷つけるかと思えば、子どものように無邪気に歌を口ずさみ、星空を見て宇宙の神秘を語り出す。そう、これはCoccoがこれまでに作り上げてきた曲の世界観を一本の映画にまとめ上げたかのような、「Coccoヒストリー」ともいうべき記念碑的作品でもあるのだ。

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 Coccoから、これが最初で最後の主演作になるんじゃないかと思うほどのエネルギーを引き出したのは、長年彼女と映画を作ることを夢見ていたという塚本晋也監督の尊敬と理解があってこそ。これまでにもミュージシャンのhitomiを『悪夢探偵』のヒロインに抜てきし、新たな一面を引き出すことに成功しているが、『KOTOKO』では監督が琴子に恋い焦がれる小説家役で出演しているのもあって、一児の母として、ミュージシャンとしてのCoccoの純粋さ、危うさなど、人生そのものと向き合っているかのような印象を与える。

 かつて歌姫ビョークが『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で盲目のシングルマザーにふんし、センセーションを巻き起こしたように、本作で危うくも崇高な母性を全身全霊で演じ切ったCoccoもまた、「伝説」として語り継がれることだろう。(編集部・石井百合子)

映画『KOTOKO』は4月7日よりテアトル新宿、シネリーブル梅田、名古屋シネマスコーレほかで公開

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