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スタジオジブリ「3・11ではっきり意識が変わった。デモで世の中を変えていこう」小冊子でデモの特集

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小冊子「熱風」第10巻第2号(2月10日発行)-表紙より引用
小冊子「熱風」第10巻第2号(2月10日発行)-表紙より引用

 2月10日に発行されたスタジオジブリの小冊子「熱風」第10巻第2号で、「デモ」についての特集がされた。

 昨年8月に発行された「熱風」第9巻第8号では、「NO!原発」のプラカードを掲げ、4人と1匹の犬で行った小さなデモを行った宮崎駿監督の姿が表紙を飾り、話題を呼んだ同誌。今回の特集では、ジャーナリストでメディア・アクティビストの津田大介氏、思想家で人類学者の中沢新一氏と対談した作家、クリエーターとして活躍するいとうせいこう氏が、そのときのデモについても言及。「3、4人でも、犬を散歩させていても、デモなんだっていう、すごい発見というか、モデルケースになったと思う」と発言している。

 その三人の対談のタイトルは、「3・11ではっきり意識が変わった。デモで世の中を変えていこう。」2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、確かに日本でも各地でデモが盛んに行われるようになったが、果たしてデモが以前より活発に行われるようになったことで、日本は、世の中は変わるのか?

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 特集では、いとう氏、津田氏、中沢氏の対談のほかに、英米文学翻訳家の那波かおり氏、日本文学者の小森陽一氏、哲学者の國分功一郎氏、リサイクルショップ「素人の乱」店主の松本哉氏、作家の冷泉彰彦氏、衆議院議員の河野太郎氏、それぞれがデモについて寄稿。現在のデモの形、その効果、改善点などを考察している。(編集部・島村幸恵)

 小冊子「熱風」は毎月10日に発行され、スタジオジブリ関連書常設店、三鷹の森ジブリ美術館ほかにて無料配布されている。2月10日発行の第10巻第2号については、各店舗とも在庫が残っていないことが考えられる。

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