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映画『TIME/タイム』は身分違いの恋を描いた近未来版ロミオとジュリエット!ジャスティンとアマンダが濃厚なラブシーンを披露!

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追い詰められるほど燃え上がる二人の恋にドキドキ!
追い詰められるほど燃え上がる二人の恋にドキドキ! - (C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX

 全人類の成長が25歳でストップし、人々は通貨の代わりに「時間」を売買する近未来を舞台にした映画『TIME/タイム』で、スラム育ちの主人公ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)と、富豪の娘シルビア(アマンダ・セイフライド)の身分違いの恋が話題を呼んでいる。

 タイムゾーンごとに富裕層と貧困層の住み分けがなされ、貧しき者たちは早死にし、富める者たちは、望みさえすれば100年でも若く美しいまま生き長らえることのできる世界。そんな格差社会の中で、スラム・ゾーン出身の主人公ウィルは、高嶺の花である金持ちの令嬢シルビアと運命の出会いを果たす。その身分違いのかなわぬ恋は、まさに近未来版ロミオとジュリエットといえるだろう。

 お互いにひと目見た瞬間から心に衝撃が走り、かなわぬ恋だと思えば思うほど相手に焦がれる姿はまさに「ロミオとジュリエット」そのもの! 本来ならば結ばれるはずのない二人の運命の恋は、ウィルが「タイムキーパー」と呼ばれる時間監視局員に、時間を盗んだ疑いで追われる身となり、人質としてシルビアを屋敷から連れ出したことから急展開を迎える。まったく別世界で生きてきた彼らが頼れる相手は互いに二人だけというのも、さらに恋の炎を駆り立てていく。

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 本作のヒロイン・シルビアとジュリエットの共通点は、やり方は違えど、恋する相手に命を懸けたという一点に尽きるかもしれない。ウィルと彼女は愛娘のために身代金代わりの時間を支払うことを渋った強欲な父親のローン会社を襲い、それを日々時間にきゅうきゅうとする人々に気前良く分け与える。もともとの出自なんてなんのその! 恋する二人は一心同体で、時間もリスクも分かち合いながら危険なミッションに臨む姿にほれぼれとする。

 そんな甘さとハードさを持ち合わせた本作は、実はひそかにデートムービーとして人気で、映画館はカップルでにぎわっている。監督いわく「アマンダとジャスティンの息はぴったり合っていて、映画を観れば二人がお互いに好意を抱いていることがわかるはず」と断言。そんな近未来版ロミオとジュリエットともいえる恋と冒険の世界に酔いしれたい!(文・平野敦子)

映画『TIME/タイム』は全国公開中

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