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「僕の彼女は矢口真里」夫の衝撃アピールも!?  長原成樹監督デビュー作衝撃のキャスティング!

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ピタリとはまった!? 役を演じた山口智充と今田耕司、そして長原成樹監督
ピタリとはまった!? 役を演じた山口智充と今田耕司、そして長原成樹監督

 大阪・生野の札付きの不良がお笑いの世界に飛び込むという自身の半生を映画化した『犬の首輪とコロッケと』で監督デビューを果たした芸人の長原成樹が、本作出演の今田耕司山口智充と共にインタビューに応じた。

映画『犬の首輪とコロッケと』写真ギャラリー

 豪快で優しい父親役に山口、在日韓国人を差別する警官役に今田を抜てきするなど、キャスティングの妙が光る本作。それには、芸能界を引退した島田紳助さんの初監督作で長原監督も出演した『風、スローダウン』のオーディションに立ち会った経験が大きく役立ったという。

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 長原監督によると、『風~』の主役候補は実は今田だったそうで、同作の監修を務めた井筒和幸監督は、最後まで『主役は今田で』と主張していたとか。そのほか、すねかじりで金持ちのボンボン役オーディションには彦摩呂などが来ていたというが、「金持ちの息子の役は金持ちが演じないと」ということで、西川きよしの息子、西川忠志に決定した。

 そういった経緯を間近に見ていたことで、長原は「映画のキャスティングには、イメージ、直感が大事」ということを学んだのだとか。山口の起用についても「体形もそうやし、ぐっさんとロケに行くと、実に食事をうまそうに食う。その雰囲気がいい」とその直感を信じた。山口も「よくうまそうに食うなと言われるけども、別に品良く育っているわけではない。ただ、仕事している人は絶対に腹が減るわけですから、それをぶつけただけです」とコメントする通り、その好演が本作に深みを与えているのは間違いない。

 本作には、矢口真里との47センチ差婚が話題となった中村昌也も主人公のケンカ相手となる日本人役で出演。彼のキャスティングも直感だったという長原は、「結婚した今だから言えますけど、オーディションのときに『僕の彼女は矢口真里です』と言うんです。『カメラ回ってるけど、ええんか?』と聞いたら『いいんです』と。自分でも格差ってわかっているんですって」と振り返る。

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 続けて、「でも何とかして、彼女と結婚したいから頑張らなきゃいけない。だから本気でこの役を取りに来ましたと。本気で来ている気持ちって伝わるんですよね」と述懐。中村のその気迫はスクリーンにしっかりと刻み付けられている。そんな、キャストたちの思いを背負う監督も、「世間からはいろいろと言われるかもしれませんが、関係ない。僕の作品ですから全部受け止めます」と改めて現在の心境を語っていた。(取材・文:壬生智裕)

映画『犬の首輪とコロッケと』は1月28日よりシネマスクエアとうきゅうほかにて公開

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