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AKB48渡辺麻友、大ブレイクを果たした2011年は準備期間!?「自分の夢にまた一歩近づきたいです」

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愛らしいルックスで多くのファンを魅了している“まゆゆ”こと渡辺麻友
愛らしいルックスで多くのファンを魅了している“まゆゆ”こと渡辺麻友

 人気アイドルグループの中にあって、ひときわアイドルらしい存在感を放つ渡辺麻友が、『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』の公開に際して、本作の見どころなどを語った。

映画『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』場面写真

 渡辺が「ちょっとすさまじい場面があるかもしれません」と話すのは、2011年7月に行われた「AKB48 よっしゃぁ~行くぞぉ~! in 西武ドーム」公演の映像のことだ。3日間にわたるイベント中には前田敦子など、過呼吸で倒れるメンバーもいたが、「人数が多く、いろんな種類の人間がいるところがAKBの強みなんです。西武ドームの舞台裏はすごいことになっていたけれど、個性の違うメンバーがそれぞれの力を発揮して乗り越えました。秋葉原の劇場で公演をしていたときからずっとそうしてきたんです」と力強く語る。

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 グループにその力があると気付いたのは、「『渡り廊下走り隊』で活動し始めてから」だそうで、「一歩離れたところからAKB48を見たときに、初めてその力があることを知りました。これはほかのグループにはない力なんだと思います」とグループ全体を冷静に分析していた。

 ユニットでは不動のセンターを務め、選抜総選挙でも安定した順位(2009年=4位、2010年=5位、2011年=5位)を保つ。しかし、2011年を「準備の年だった」と位置づけており、「着実にステップアップできた一年でしたけど、自分の中では準備期間だったと思っています。2012年以降、もっと大きくジャンプするために力を蓄えることができました」と満足げに語った。

 その言葉通り、1月13日からテレビ東京でスタートする「さばドル」で連続ドラマ初主演を飾り、2月には同番組の主題歌「シンクロときめき」でAKB48からは4人目となるソロデビューも果たす。「今までもそうでしたけど、これから先はもっと厳しい勝負の場面が増えると思うんですよ。選挙のようなメンバー同士の競争もあるけれど、それとはちょっと違う戦いです。そこで勝つことができれば、とても大きなチャンスをものにできると思うんですよね。チャンスをつかんで、自分の夢にまた一歩近づきたいです」とまだまだ前を見続けているようだ。

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 AKB48のブレイクはもちろん、渡り廊下走り隊の人気上昇、ソロ活動の充実と申し分のない快進撃を見せているが、「自分の力だけで何かをしていくという点では、まだまだ経験が足りません。もちろん、AKBで経験してきたことについては自信を持っています。だけどもっといろんなお仕事をして、厳しい場面を一人で乗り越えていけるようにならなきゃいけないんです。わたし、頑張ります!」と慢心はない。大きな夢を持ちながら着実に進むことを知る17歳は、驚くほど冷静に自分の置かれた状況を把握している。愛らしいルックスを持ち“まゆゆ”の愛称で親しまれている彼女は、男性ファンはもちろん、女子中高生からの支持も厚い。冷静かつかれんというアンバランスな魅力を持つ少女の素顔は、今回のドキュメンタリー映画の中で垣間見ることができるかもしれない。(大小田真)

映画『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』は1月27日より全国公開

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