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オスカー候補『ザ・タウン』主演・監督ベン・アフレック単独インタビュー!「監督業をはじめてから白髪が増えた」

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成熟し、落ち着きを持つ男の魅力が漂う-ベン・アフレック
成熟し、落ち着きを持つ男の魅力が漂う-ベン・アフレック - (C)Kaori Suzuki

 銀行強盗から足を洗いたいが、仲間を見捨てられない男の苦悩と恋愛、そして犯罪都市に生きる者たちの生きざまをドラマチックに描いた映画『ザ・タウン』を監督したベン・アフレックが、本作を製作した動機と、仕事に対する信念を語った。

映画『ザ・タウン』写真ギャラリー

 映画『ザ・タウン』の原作は、チャック・ホーガンが執筆した小説「強盗こそ、われらが宿命(さだめ)」。ボストンのチャールズタウンという町が舞台で、かつて凶悪犯罪者用の刑務所が存在し、世界で一番多く銀行強盗を生み出した町だ。

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 チャールズタウンではないものの、同じくボストン出身のベンは、本作に引かれた理由を「僕は昔から、人間は向上心の強い動物だと思っている。人は常に『現実の自分』から『理想の自分』になろうともがいているように思うんだ。だから、銀行強盗をやめてまっとうな人間になりたい、と切望する主人公にすごく興味を持ったんだよ」と語り、銀行強盗よりも、核心にある人間の葛藤を描きたかったことを明かした。

 そんな思いと共に製作した本作は、方々から高い評価を獲得。米ニューズウィーク誌は、ベンのことを、俳優と監督の両方で成功を収めるクリント・イーストウッドをほうふつとさせると絶賛したほどだ。

 イーストウッドと比較されるという、相当なプレッシャーにさらされたベンだが、「逆にプレッシャーを感じないような仕事はだめなんだ。重圧や恐れがあるからこそ、毎朝早く起きて遅くまで仕事に打ち込めるし、次の仕事への改善意識が生まれるんだよ」と淡々と述べる。それが、たとえ隠れたいと思うほどの重圧であっても「そういう時は、必死にもがいているので、プレッシャーだと気がつかないものだよ。後から増えた白髪を見て、ああ、大変だったんだな、と初めて気がつく。そういえば、監督業をはじめてから白髪が増えたんだよな」と笑いながら続け、プレッシャーを楽しむことのできる、打たれ強い性格をのぞかせた。

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 高い評価を集める監督業と、俳優業のどちらかを選ぶとしたら、「自分をキャスティングできるから監督業かな」と笑いながらも「ストーリーがよければ監督したくなると思うけど、監督、俳優、脚本のどれも映画を作る仕事として変わりはない。どれも捨てがたいね」と映画作りにおいて、仕事に区別はないというベン。映画界で成功を収めた今、一番大切なものは「やっぱり家族かな。そう、家族だね」と静かに答える、そのしみじみとした口調に、映画人として新たなランクに躍り出た男の充実感がにじみ出ていた。

映画『ザ・タウン』は2月5日より全国公開

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