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周防監督がおじさんにクイッと握られた痴漢体験を暴露

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痴漢をテーマにしたわけではなく、裁判をテーマにした作品だと強調する周防監督
痴漢をテーマにしたわけではなく、裁判をテーマにした作品だと強調する周防監督

 『Shall We ダンス?』『シコふんじゃった。』などで知られる周防正行監督が、11年ぶりにメガホンを取った最新作『それでもボクはやってない』の完成報告会見が開催された。本作は裁判がテーマとなっており、監督“初”の社会派ムービー。してもいない痴漢で捕まってしまった青年を中心に、日本の裁判制度のあり方について一石を投じる問題作となっている。

 主演の加瀬亮は「痴漢に間違われたことは?」との質問に、「ないです」と即答。一方、周防監督は「痴漢に間違われたことはないけど、痴漢されたことならあります」と、衝撃的な体験を語り出した。「中学生のころ、電車の中でおじさんにクイッと握られたことがある」と激白した。電車から降りるときの一瞬の出来事だったそうだが、周防少年は驚いたものの、おじさんを見てなんとなく理解してしまい(!)、そのまま学校に行って友達に報告したそう。

 この話に会場は大爆笑となったが、周防監督は表情を引き締め「この映画は痴漢ではなく、裁判がテーマの映画。しかし、多くの方が痴漢で苦しんでいる事実がある。痴漢話で笑いを取ってしまって心が痛い」と陳謝した。「初めて面白い映画を撮ろうと思わずに撮った作品。撮らずにいられないという気持ちになるまでに11年経ってしまいました。小細工なしに真っ向から撮った」と饒舌(じょうぜつ)に語り、『Shall We ダンス?』以来11年ぶりにタッグを組んだ役所広司からは「男らしい映画だ」との賛辞が送られた。

『それでもボクはやってない』は2007年1月より全国東宝系にて公開。
『それでもボクはやってない』オフィシャルサイトsoreboku.jp

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