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旅客機で毒蛇が大暴れのパニックムービー、なぜか全米で大ヒット!

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飛行機の中で、右手に受話器、左手に毒蛇……という通常ありえないショット~映画『スネーク・フライト』より
飛行機の中で、右手に受話器、左手に毒蛇……という通常ありえないショット~映画『スネーク・フライト』より

 旅客機に潜むおそろしい毒蛇を相手に、サミュエル・L・ジャクソンふんするFBI捜査官が死闘を展開する。~そんなB級テイストな内容のパニックムービー『スネーク・フライト』が、全米で8月18日に公開され、週末の全米ボックス・オフィス1位の好スタートを切った。

 公開前からネット上で異常な盛り上がりを見せていた本作は、アメリカやイギリスの主だった映画雑誌で、表紙を飾ったり特集を組むほどのカルト的な人気を誇っていた話題作だ。

 とにかくユニークなのが、タイトルどおりの奇抜な設定。FBI捜査官が護送する殺人事件の目撃者を抹殺するために、犯罪組織がとった手段は、キングコブラなどの毒蛇を荷物室へ運び入れること! 離陸後、時限装置によって解き放たれた毒蛇は、次々と乗客に襲い掛かる……という展開だが、その絶体絶命の窮地を救うのがサミュエル・L・ジャクソンだ。

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 実は、一度はつぶれかけた本作の企画を救ったのもジャクソンその人。「こんなタイトルでは出演する俳優さえいない」とケチをつけた製作側を一喝。一貫して本作のアイディア&タイトルを擁護し続け、映画が完成に至るまでの原動力となった。

そもそも、ジャクソンが本作に引かれたのは「このタイトルだった」というから、その入れ込みようには並々ならぬものがある。

 監督は、『セルラー』のデヴィッド・R・エリス。共演は『ER/緊急救命室』でおなじみのジュリアナ・マルグリース。日本でも空前のB-MOVIE人気の到来となるか? 
日本公開は、10月の予定。

『スネーク・フライト』は10月、有楽座ほか全国東宝系にて公開。

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