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“セカチュー”超えるか? 行定が『SAYURI』で注目された12歳少女でファンタジー

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何とも言えない雰囲気のある映画のワンシーン『遠くの空に消えた』(配給:ギャガ)
何とも言えない雰囲気のある映画のワンシーン『遠くの空に消えた』(配給:ギャガ) - (C)2007 遠空PARTNERS

 『世界の中心で、愛をさけぶ』『春の雪』など次々と純愛感動作を世に送り出す行定勲監督。その行定がついに新作に着手した。

 のどかな田舎町で2人の少年と1人の少女がひと夏に経験する出会いと別れをファンタジックに描く『遠くの空に消えた』(配給:ギャガ)がそれだ。

 撮影はすでに北海道の根室・帯広・網走などを中心に、6月19日よりスタートしており、『世界の中心で、愛をさけぶ』『春の雪』などで美術を担当した山口修などをスタッフに迎え、全編、行定監督のオリジナルストーリーの“行定ハンドメイド”作品だ。

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 主演は13歳の神木隆之介や、同じく13歳のささの友間。中でも注目のヒロインは『SAYURI』で世界にその名を知らしめた12歳の大後寿々花。この演技派の子供たちの掛け合いも物語のポイントだ。

撮影は8月中にクランクアップし、来年の公開となる。

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