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チャン・ドンゴン来日で「隣の国の現実」を訴える

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 『タイフーン TYPHOON』でワイルドな海賊役にふんしたチャン・ドンゴンが来日、都内で記者会見を行った。きらびやかな照明の中、ドンゴンは白のジャケットに丸首のシャツというおしゃれないでたちで登場。取材陣のフラッシュの嵐を浴びた。

この日会見に出席したのは、チャン・ドンゴン演じるシンを追う韓国軍将校カン・セジョン役のイ・ジョンジェ、シンの生き別れた姉チェ役のイ・ミヨンほかと、監督のクァク・キョンテクの5名。

質疑応答での「お気に入りの場面はどこ?」との質問には、出席していた俳優たち全員が声をそろえて、「シンが、生き別れた姉に再会するシーン」と答えた。ドンゴン自身もこのシーンには強い思い入れがあったようで、「撮影のときは、感情がこみ上げてきて素晴らしいシーンが撮れたと思いました」と、当時を振り返った。

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最近、来日が続いているチャン・ドンゴンは「何度も日本の皆さんに会うことができてうれしい。と笑顔でコメントした後、真剣な面持ちで「隣の国の現実を皆さんに観てほしい」と、映画のテーマの重要性を訴えていた。

『タイフーン TYPHOON』は朝鮮半島でテロを企てる海賊役のチャン・ドンゴンと、その暴挙を阻止しようとする海軍将校役のイ・ジョンジェとの熱い男たちの戦いを描いた作品。南北朝鮮の確執を正面からとらえて問題視したことで公開時、韓国でも話題になり大ヒットした。

『タイフーン TYPHOON』は4月8日より全国東映系にて公開。

『タイフーン TYPHOON』オフィシャルサイト
typhoon-movie.jp

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